2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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南アフリカ>2008年06月13日(Fri)
マレアレア→マフェテン→ブルムフォンテイン→ヨハネスブルグ行き夜行列車
:: 旅400日め : 世界旅65ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ86ヶ国め ::

■旅して400日め
旅をしているときは、曜日感覚さえ失いがちです。だから旅して何日めに当たるのかなどは全く気にかからないのですが、今こうして日記をつけてみると、この日は無事に旅して400日めを迎えた日のようです。この100日間を思い起こすと、次のようなことが印象に沸いてきます。

・カメルーンであづさマラリア発病、闘病の数日間。
・戦争をしているチャドへの渡航、渡航そのものより渡航を決断するまでが苦しかった。
・中央アフリカや赤道ギニアなど、悪徳な賄賂恐喝ポリスとの戦い、苦しく辛く厳しく辛いキツイ旅。
・コンゴ共和では、17年前の和人の強盗被害から命を救ってくれた天理教会へ御礼に行き、しかしその後2度の強盗に遭うという、強盗と切っても切れない旅。
・取れないアンゴラビザ。このビザ1つにどれだけのお金と時間を遣ったことか。
・ガボンで船待ちの足止め、サントメでビザ待ちの足止め、カメルーンでマラリアのため足止め、とにかく足止め三昧の日々。
・5日間ビザで巨大なアンゴラを駆け抜ける、移動に追われながらも計り知れない思いを全うした旅。
・ナミビアに入ったら途端に旅天国、物は何でもある、ポリスは恐くない、旅行者だらけ、宿も欧米人だらけ、・・・そして、そんな南部アフリカ諸国を旅しているうちに、欧米人の集まる宿が嫌いになっていく。

・・・辛いことが多すぎました。特にマラリアとの闘い、恐喝ポリスとの戦い、チャドへ行く決断までの戦いやアンゴラビザ取得のための戦いは、この世界旅の中でも、苦しい思い出の筆頭格となるでしょう。しかし、“これぞアフリカ”とも言える旅を、耐えて抜けきることができたのだから、幸せな100日間そのものです。

だからこそ、今いる南部アフリカが、楽に旅が出来てしまうので寂しいんです。もっともっと、困難を乗り越える思いが、欲しいとさえ思います。

“旅して400日め”を迎えた今日、思っていることは、早くこの旅しやすい地域を抜けて、再び旅が困難なところ -次の峠はエチオピア周辺諸国- へ行き、苦しさこそが全う感であり昇華である、そんなキツイ旅ができたらいいなと思っています。で、ついでに、そこまでの国では、サクサク動いて観光めぐりを楽しむことで、旅自体に変化と彩りとを付加し、様々な体験のある旅に発展させたいと思っています。

■2度目の南アフリカ
レソトは小さな国なので、乗馬トレッキングを終えたらまた移動を再開し、南アフリカへ抜けようと思います。ただ、この時期の移動は少々難アリでして・・・、なにしろ真冬の高地の国なので、3000m級の高度になると、路面凍結などの理由から公共の移動手段がなくなってしまうのです。

ここマレアレアMalealeaから一番確実にそして早く南アに戻れるのは、来た道を戻って首都マセルMaseruへ戻ることだと思います。でも、同じ道を戻るのは、折角風景が良い国なのだから、もったいないですよね。

私たちは、地図で標高と道の良さを確認した上で、更にマセルにいるときに、ツーリストインフォメーションで抜け道について訊ねていました。今日はその道を通って、南アフリカのブルムフォンテインBloemfonteinまで移動しようと思います。

目指すのは、国境ファンルイエンズVan Rooyensです。マレアレアから途中モツェクワMotsekuoaまでは来た道と同じ道を戻りますが、モツェクワからはマセルと反対方向に進みます。

そして、マフェテンから無事にファンルイエンズ、すなわち国境行きの乗り合いバスを見つけ、更にブルムフォンテインまで行くというおばさんがいたので、おばさんについていくことでここから先の移動は、支払額もぼったくられず、切符売り場も探す手間が省け、大変に楽に移動することができました。

写真は、再び訪れたブルムフォンテイン駅です。

ブルムフォンテイン駅

駅で時刻表を確認すると、ラッキーなことに、週2便しかないヨハネスブルグJohannesburg行き夜行列車が、今日あることを知りました。嬉しかったです。この夜行列車がなければ、駅で夜明かしして翌朝の列車に乗るつもりでいたんですもの。

夜6時発の夜行列車は、またまたラッキーなことにブルムフォンテイン始発でした。車両は1室に6ベッド(上中下が2つ)が入るタイプのコンパートメント(小部屋)型で、私たちは上段2つを真っ先に確保することができました。6人ベッドだと、部屋の定員は、普通の感覚なら6人かと思いますよね? でも、夜行列車は停車駅の度に乗客を増やしていき、深夜気づいて下段を見ると、狭いコンパートメントに、19人の人が詰め込まれていたのです。

ホント、ベッドの上段を確保できて、このときは本当に救われた思いがしました。

さあ、私たちの旅は、いよいよ南ア最後の目的地、ツワネTshwane(プレトリアPretoria)へ向かって進みます。
本日の旅
行動 :マレアレアからブルムフォンテインへ移動、ヨハネスブルグ行き夜行列車に乗る、レソト出国、南アフリカ再入国
朝食 :パン、昨日のパスタ、コーヒー/宿
昼食 :ルシアンズ(ソーセージのこと)/マフェテンのバスの中、食パン、ピーナッツバター、紅茶/ウェッペナーのバスの中
夕食 :パップ&ウォース(パップはとうもろこし粉を炊いたもの、ウォースは粗びきソーセージ)のトマトカレーオニオンソースがけ/ブルムフォンテイン駅ホーム
宿泊 :ヨハネスブルグ行き夜行列車

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旅情報
1南アフリカランド=14円
1レソトロチ(レソトマロチ)=14円

*レソトの通貨
レソトは、正式名称はロチ(複数形マロチ)という通貨をもつが、隣国南アフリカのランドが流通していて、地元商店や宿の支払いもランドで払える。ロチとランドは必ず同じレートになるので、混合して所持していても損はないが、ロチは南アに持ち出すと使用できないので、レソト内で確実に使いきっておきたい。私たちはお釣りなどでもらったレソト通貨は途中ですべてランドに交換しておいた。