2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ルーマニア>2009年05月12日(Tue)
ブラショフ→ガラティ→キシナウ行き夜行バス
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■ルーマニアの東の旅
のっけから写真ですが、今いるブラショフBrasov。今日で最後。

ブラショフ

私たちはこれからモルドバという国へ向かいます。
ソ連崩壊に伴って独立したものの、経済情勢は非常に厳しく、長らく欧州最貧国に位置するその国は、あまり旅行者が行くところではありません。もしルーマニアから入るならヤシIasi経由が一般的なのでしょうが、ネットでバス運行などを調べてみると、ヤシを経由するとキシナウChisinau(モルドバの首都)の滞在時間がとても短くなることが分かり、ブカレストBucarest(ルーマニアの首都)からキシナウへ行く直行バスに途中から乗車する方法をとりました。ちょっとチャレンジャー?

途中乗車地点ですが、ブザウBuzauにしようか悩んだけれど、ガラティGalatiという町にしました。ルーマニアの東の端にあるので、どんなところだかまったく分からずに行ってみたら、あまりに「ヨーロッパ風情」満点のエレガントな町だったからびっくりしました。こんなところに、知られない素敵なところがあるなんて! ・・・でももう薄暗い時間だったから、あまり写真が撮れなくて残念です。

さて、バスは夜遅くにガラティに来るはずだから、それまで夕食を食べて待つことにしました。そして、バスが来るはずの場所に行ったら、なんと、“ガラティ発”キシナウ行きバス発見! 私たちは作戦を変更して、そのバスに乗ることにしました。

キシナウに着くのは明日の朝となります。
本日の旅
行動 :ブラショフからガラティへ移動、ガラティからモルドバ行きバスに乗る
朝食 :自己流トチトゥラ(サラミマッシュルームネギ)、手作りママリガ(とうもろこし粉を卵バターを入れて炊いたもの)、コーヒー、パン/ダンとシミリアの家
昼食 :salata de icre(サラタデイクラ、魚卵に玉ねぎときにオリーブを使いレモンを加えオイルを加えて乳化させたもの)、ニシンの酢漬けのオイル漬け、パン/バスの中
夕食 :Pizza quatro stagione(ピザクアトロスタジオーネ、サラミオリーブマッシュルームチーズのピザ)、Ceafa de pork la gratar(チャファデポルクラグラター、タイム風味ポークステーキ)、Ciorba de Burta(チョルバデブルタ、豚の胃壁入りとんこつスープ)にusuturoi(ウストロイ、おろしにんにくの甘酢漬け)を入れて、Bere(ベレ、ビール)、ピクルス、レタス/ガラティのレストラン
宿泊 :キシナウ行き夜行バス

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旅情報
1レイ=33.5円

*ガラティからキシナウの移動
「Hotel tourist」というホテルの前が、バス乗り場になっている。ブカレスト発モルドバ行きバスもここにいったんストップするし、ここが始発のバスもあった。私たちは後者のバスでキシナウへ向かった。22:40発、深夜0時ルーマニア側国境、深夜1時モルドバ側国境(なんでこんなに間開いてんだ?)、朝4時半キシナウ到着。1人35レイ。なおガラティの町は広い。私たちの場合、地元の人でミニバス(マキシタクシーと言う)に同乗してくれる人がいたので、かろうじて上記ホテルまで到達することができた。