2人の世界旅 日々の記録

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レソト>2008年06月11日(Wed)
マセル→マレアレア
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■レソトの高原地帯の旅
寒いマセルMaseruの朝を迎えました。宿の庭には霜柱が立っていました。

まず向かったのが、街の中心部にあるツーリストインフォメーションです。高原の国レソトでは、すがすがしい丘陵地帯を乗馬でトレッキングできること(ポニートレッキング)で有名なので、あづさはレソトでなら是非乗馬! と思っていました。

持っていた資料から、乗馬ならばモジラMojiraかマレアレアMalealeaと目星をつけていたところ、ツーリストインフォメーションではマレアレアを勧めてもらえ、また、マレアレアはそれほど標高が高くなく、寒さもそれほど厳しくないと教えてもらえました。

そうと分かればレッツゴー to マレアレア!(*^o^*)

ミニバス乗り場までは歩いていきました。首都の街中なのに、おじさんおばさんたちは、毛布をコートのようにまとっています。まるで冬の朝方の、布団からなかなか出られない私のようです(笑) でもこれはレソトではごく一般的な姿。ただそれが、国で一番の繁華街でもこんなに見られることが、新鮮な驚きでした。

毛布をまとう人々

ミニバスを、いったんモツェクワMotsekuoaで乗り継いで、終着地マレアレアへ。

ここは南ア人(今ではレソトと二重国籍を取っているとか)の夫婦が経営している唯一の宿があります。そこは、その宿がなければ広大な丘陵地の中に小さな村があるだけのところです。きっとこの夫婦は、この光景と大自然に魅されて、ここに居住するようになったのでしょうね。そしてその感動を、宿経営という形で世界中の旅行者に分けてくれているのです。

自然一体型、村と共存共栄にあるこのお宿は、村の伝統的住居を模したハット(小屋)型の寝室もラブリーで、周辺の村も素朴なのどかさがあり、大変に気に入りました。そして、明日9時発の、ブッシュマンの壁画と滝に訪れる1日乗馬トレッキングを申し込みました。ここでの乗馬トレッキングには1時間コースから数日コースまでいろいろなアレンジがあります。「時間が短いと馬に慣れてきた頃に(馬が私たちに慣れてきた頃に)終わっちゃうから、長いのがいいな」という和人の意見はもっともなもので、1日たっぷり馬に乗るコースを選んだのです。

明日のお弁当用にと、村では数少ない商店に行き、パンと缶詰を買いました。

「明日はどうか晴れますように」・・・風もなく寒くもなく、お馬さんをめいっぱい楽しめることを、満天の星空に祈って。

本日の旅
行動 :マセルからマレアレアへ移動
朝食 :クラッカー、チーズ、りんご、コーヒー/宿
昼食 :食パン、チーズ、フルーツソース/バス車内
夕食 :骨付きチキンガーリックソテー、マッシュルーム入りナポリタンのスパゲティー、ベイクドビーンズとガーリックのシチュー、パン、チーズ、ルイボスティー/宿
宿泊 :マレアレアロッジMalealea Lodge

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旅情報
1ランド=14円
1ロチ(マロチ)=14円

*マセルからマレアレアへの移動
マセルのメインストリートKings WayとMain North Roadの接点のサークル近くに、モツェクワ方面行きバス乗り場がある。周辺のターミナルからはマレアレア行き直行バスもあるそうだが、私たちはモツェクワで乗り換えてマレアレアまで行った。マセル→モツェクワは17ランド所要1時間、モツェクワ→マレアレアは(途中一回乗り換えさせられたが)14ランド所要30分だった。マレアレアで下車したところの目の前がマレアレアロッジ(有料で食事も提供してくれる)、またロッジ入り口に向かって背後と左手に商店があるので、食べ物には困らない。