アスワンハイダムから、まさにナイル川クルーズのごとく、この船はスーダンの小さな港町へ向かいます。外国人は法外に高い料金設定ですが、エジプトからスーダンへは旅行者はこの船を使わない限り陸路では行けないので仕方ない。より高額のキャビン(個室)もあります。長椅子がありますが多くの人でごった返すので、横になりたい場合はビニールシートが必須。食事1食つき。あとは有料で食事やドリンクが買えます。
カイロからナイル川沿いに南下する列車に乗って、アスワンを目指しました。英語が通じる切符窓口では外国人用の1人60USドル(5000円以上!)のチケットしか販売してくれないので気をつけてください。ローカルと同じ切符なら1人400円でアスワンへ行けますから。4人コンパートが幾つもある車両はどこか東海道線みたい。
チュニジア、エジプトと、イスラム諸国で政変が起こり次々政権転覆が起こる中、私たちは「ドバイで出来ることをやれるだけやる」ことを主眼に置いて、ドバイ行きを決めました。格安航空会社フライドバイは、あらゆるサービスが有料。フライトの6時間もつように、水や食べ物は搭乗前にお腹に入れておきました。
(※料金はメタヤップラムからコーチンの通しのものです)
タンジャブール0時発、ウーティまで10時間半。車内ダニ&南京虫だらけ!!下車する頃には全身に数百箇所といっても過言でない発疹(喰われ痕)が強度のかゆみと共に残りました。最悪。車内トイレもないのに何がVIPバスだか。ちなみにチケット申込用紙代として別途1ルピー(2円)が徴収されます。
いつものスリーパークラス(3段ベッドの安い寝台)。でも車体が新しくてトイレもきれいで、しかも!PCや携帯を持つ人のための壁コンセントつき!これには驚きました。
南インドへ向けて、夜行列車。スリーパークラスの3段ベッドです。今までインドで乗った列車はトイレも結構きれいで良いなーと思っていたけれど、この列車は外れクジ引いちゃったみたいで、車体オンボロ、おトイレもきれいじゃなくて、寝台までちょっと匂いが流れてくる・・・。嫌だわ。
氷点下の極寒の中到着が13時間以上も遅れて、心身疲弊して乗り込んだ列車です。列車の中では爆睡していました。到着も12時間遅れて、プリー到着は予定よりも25時間半遅れました。
世界遺産マラッカの観光を終えて、そのまま午前0時発のクアラルンプール国際空港行きのバスに乗りました。空港直行というのは大変に楽でした。ただ2時間くらいで着いてしまうので、車内では一応寝たものの睡眠時間は足りません。
クアラルンプール国際空港(KLIA)からシンガポールへはバスと電車を乗り継ぐと安く行けます。0時スルンバン発、朝6時ジョホールバル駅着(出国手続きは列車の車内)、6時40分シンガポール側ウッドランズ駅にて入国手続き(下車して構内イミグレーションへ)、再乗車して朝8時シンガポール駅到着、というスケジュールでした。一応マックス6時間の睡眠時間が取れるはずがうるさいイギリス人がいて迷惑千番、眠れませんでした。
安いバスなので地元民もたくさんいましたが、問題なし。パアン夜7時発ヤンゴン朝4時着。朝6時半くらいまでそのまま車内で寝かせてもらえたのも有り難かったです。
インレー湖への訪問拠点であるニャウンシュウェの町へ向かうには、ヤンゴン発タウンジー行きのバスに乗ってタウンジー直前のシュエニャウン分岐で下車します。午後3時発、途中謎の新首都を経過し、翌朝暗い時間にシュエニャウンで下車しました。車内はおしぼりタオルや歯ブラシセットもついているサービスの良さ。乗り心地も特に問題ありません。
わー! なんだかいい感じのVIPバス! 枕まであるよ(窓際にかかっているやつ)! リクライニングも大きくシートピッチも十分。お菓子とジュースつき。移動18時間と、タイの中では長いので、このくらいのサービスがあって助かりました。
タイの大型連休に長距離移動が重なりました。バンコク北バスターミナルからは臨時便も出ており、人でごった返す中でも私たちはそのチケットを入手することができました。座り心地などは問題ないのだけれども、予想より遥かに寒くて、冷凍庫の中にいるかのような極寒。あづさはこのバスで風邪をひきました。
ラオスのタケックからタイに再入国し、一路バンコクへ。良くも悪くもない普通のバスでした。いや、本当にそれ以外の感想がないんです・・・。
価格帯別一覧(2人分1泊の価格)
10000円以上・・・「1泊3000円出せばまずまずのところに泊まれるのね」とか、「1泊数百円だと私にはきついわ」とか、「3000円切るとアフリカでは部屋なのにヨーロッパだとキャンプなのね」とか、「このあたりの国ではテント泊の出番はないのね」とか、いろんな推測をご自由にどうぞ(^-^)
テントは出発時から192ヶ国目フィジーまで所持していました。