ヤウンデから北上するときは、バス路線が皆無なため、ほとんどの人は列車を使います。私たちはこの列車の2等(最も安い)に乗りました。しかしコワーイ警察官も何人も乗っており、写真が撮れず、この写真は、誰もが眠る丑三つ時に(ホントに全員が寝たのは深夜のこの一瞬だけだった)こっそりと・・・。このぐったりまったりした雰囲気、伝わるでしょうか。
カラバールに到着したその日にカメルーンビザを取り、そのままカメルーンのドゥアラ行きフェリーに乗り込みました。船内にも座席がたくさんあるのですが、じとじと暑い気候だったので、海の風を味わいたくて、甲板の椅子の上で寝ちゃった(^^;; 料金にはマーガリンバゲットとココアの朝食も含まれます。
ヨラから南部カラバールへ移動中に夜になってしまい、深夜1時にドライバーは運転休止。そのまま翌朝6時まで寝ました。乗り合いバスの乗客が大方下車したあとだったので、後部座席をフルフラットにして、短時間ですが、よく眠れました。
カーボベルデでは是非離島へ行きたいと思っていました。首都のあるプライアは南の島にあるので、北の島へ行ける船を選びました。遠い分、夜行の移動になります。私達は2等なので、ベンチ席とその床を使って寝ました。
延々60時間近くこのバスに乗っていたんじゃないかな(号泣)、椅子は小さく座席間は狭く常に乗客は定員オーバーで、きつかったです。夜に仮眠を取らせてももらえないので、束の間の休憩時間はこうして横になりたいほどです。ホント、エコノミークラス症候群になるかと思いました。
マリ旅の醍醐味、ニジェール河クルーズ船の船旅です。ラクジャリークラスから4等クラスまで5種類のクラスがあるうち、一番下の4等は屋根上とか荷物置き場とか、そういったところに勝手に寝るだけ。私達は現地の人と同じようにしたくて4等を選びました。でもテラスの眺めが良いところにイの一番にテントを張り、快適な寝床も確保!
きゃいんぼろっちい。でもいいの、マリのバスなのだから。満席なのは当たり前で、通路にもいっぱい人が乗ってきます。それが少々しんどい。
写真の通り、鉄鉱石を運ぶ貨車の中に雑魚寝をします。鉄のススは目や鼻に入るしサハラの砂をかぶってばかりだけれども、それでもこの列車に乗って良かった。是非、一面のサハラ砂漠を走る列車を体験してください。なお1両だけですが客車(有料)もついています。
本当は1人110ディルハム、プラス荷物代別途だったのですが、2人荷物込みで200ディルハムにしてもらいました。CTM社の快適バスと異なり、リクライニングが壊れているなど、まあ、許せるけれども、うーん、うーん、うーん、・・・という感じの微妙なバスです。
マドリッドチャマルティン駅から乗りました。コンパートメント(小部屋)ではないし、満席だし、しかも椅子の立て付けが悪くて誰かがうごくとこっちまでぐらぐらするし、その上リクライニングもないし。えーん眠れないよぅ(ρ_;)
コンパートメント(小部屋)式で6人定員のところ、3人。これなら3人とも足を伸ばせるので、許容範囲です。4人になるとしんどいんですよね。
ハンブルクからマインツ、どちらもドイツ国内です。6人コンパートメント(小部屋)には私達だけで、6席すべての椅子の座面を前に出して背もたれを倒せば、4畳半くらいのフルフラットスペースになります。寝袋を出して2人でのびのびと眠れました。
価格帯別一覧(2人分1泊の価格)
10000円以上・・・「1泊3000円出せばまずまずのところに泊まれるのね」とか、「1泊数百円だと私にはきついわ」とか、「3000円切るとアフリカでは部屋なのにヨーロッパだとキャンプなのね」とか、「このあたりの国ではテント泊の出番はないのね」とか、いろんな推測をご自由にどうぞ(^-^)
テントは出発時から192ヶ国目フィジーまで所持していました。