ケニアからエチオピアへの道
主な陸路出入国ポイントはモヤレ。ナイロビ-モヤレもアディス-モヤレも直行バスが走っている。もっともナイロビ-モヤレはデイリーではないので、今もローリーで行く人はいる。
モヤレ以外で外国人が通過できそうなのは、トゥルカナ湖の西岸と東岸。ただしいずれも公共の交通機関はおろか、ローリーさえ走っていない。東岸ルートは自分の4WD車で旅する人が時々通っているよう。ロンリープラネッツによると、ケニア側にイミグレーションがないので南下はできるが、北上はできないとのこと。(実際にはナイロビのイミグレーションで出国スタンプをもらえば北上もできる。)途中にほとんど村はなく場所が続くらしい。
実際に通ったのは西岸ルート。こちらは車が渡河できないオモ川があるために、車がある人も通っておらず、ミシュランの地図にも道が記されていない部分が多い。実際に通った人の記録もウェブ上でもほとんど見つからないが、数年前に1人で歩いて越えた米国人のブログが見つかり、歩けば行けそうかと判断し、突っ込んだ。
大変なルートなのでお勧めはしないが、行こうかという人のために概要を
*イミグレーションは両国境ともなく、事前にケニア側はロキチョキオ、エチオピア側はオモラテで出入国のスタンプをもらっておく。北上にしても南下にしても、ビザは事前に取得しておくこと。
*ケニア側はトゥルカナ湖畔の村カラコルまでは公共の交通機関で行ける。ここで、湖畔を北上するトラックが来るのを待ってヒッチするのだが、まともな宿はなく、待つのは大変な場所。トラックはロドワーから来るのでロドワーで探した方が出発の準備は整えやすい。ただし、ロドワーでは決まった出発ポイントがないようなのでトラックを見つけるのは大変。
*我々の乗ったトラックは国境に近いトドニャンまで行ってくれた。そして、トドニャンにはスペイン系の教会施設があり、そこの車が国境警察まで行くというので乗せてもらった。ケニア側の国境警察からエチオピア側の国境警察までは、約8キロ。この区間は車をチャーターするなら送るといわれ、チャーター。料金は教会が設定しているので高くなく、70シリング(約90円)x8キロx2(帰り分)。ケニア側国境までは無料。
*エチオピア側の国境警察は皆かなり酔っ払っていて、かなりまずい雰囲気だった。
ここから歩く予定だったが、歩くというと治安を理由に教会の車に乗れない可能性が高かったので、エチオピア側の車を待つとドライバーには伝えてあった。しかし、国境警察によると前回の車は2ヶ月前だったとのこと。心配したドライバーが、手続きなしにエチオピア側を走る許可をなんとか国境警察からもらい、オモラテまで送ってもらえることに。その結果、オモラテ(実際にはオモ川を隔てた対岸)まで、一気に来ることができたのだった。国境からオモラテまでは約27キロ。ここを1日かけて歩く予定だった。ちなみに車のチャーター代は、70x(8+27)x2=4900シリングのところを4200までまけてもらった。
*ケニア側国境警察ではパスポートを見なかった。エチオピア側はしつこく、賄賂が欲しそうだったが問題なし。オモラテのイミグレーションで、ケニアの出国スタンプがないことを少し問題にされたが、うやむやに。今回は、スーダンの出国スタンプなし、ケニアの入国スタンプなし、ケニアの出国スタンプなしだったので、ここの入国スタンプが久しぶりの記録w
途中の景色や村は最高でした。我々は幸運だったが、本来は歩きでないと難しいと思う。
南下する場合は、車をオモラテでチャーターしても、12キロしか道がなく、後は歩き。ピローグをチャーターすれば歩く距離はもっと短くはできそう。ケニア側の道がかなり砂だけと平らなので自転車なら行けそう。バイクも川を渡すのはちょっと難しそう。
モヤレ以外で外国人が通過できそうなのは、トゥルカナ湖の西岸と東岸。ただしいずれも公共の交通機関はおろか、ローリーさえ走っていない。東岸ルートは自分の4WD車で旅する人が時々通っているよう。ロンリープラネッツによると、ケニア側にイミグレーションがないので南下はできるが、北上はできないとのこと。(実際にはナイロビのイミグレーションで出国スタンプをもらえば北上もできる。)途中にほとんど村はなく場所が続くらしい。
実際に通ったのは西岸ルート。こちらは車が渡河できないオモ川があるために、車がある人も通っておらず、ミシュランの地図にも道が記されていない部分が多い。実際に通った人の記録もウェブ上でもほとんど見つからないが、数年前に1人で歩いて越えた米国人のブログが見つかり、歩けば行けそうかと判断し、突っ込んだ。
大変なルートなのでお勧めはしないが、行こうかという人のために概要を
*イミグレーションは両国境ともなく、事前にケニア側はロキチョキオ、エチオピア側はオモラテで出入国のスタンプをもらっておく。北上にしても南下にしても、ビザは事前に取得しておくこと。
*ケニア側はトゥルカナ湖畔の村カラコルまでは公共の交通機関で行ける。ここで、湖畔を北上するトラックが来るのを待ってヒッチするのだが、まともな宿はなく、待つのは大変な場所。トラックはロドワーから来るのでロドワーで探した方が出発の準備は整えやすい。ただし、ロドワーでは決まった出発ポイントがないようなのでトラックを見つけるのは大変。
*我々の乗ったトラックは国境に近いトドニャンまで行ってくれた。そして、トドニャンにはスペイン系の教会施設があり、そこの車が国境警察まで行くというので乗せてもらった。ケニア側の国境警察からエチオピア側の国境警察までは、約8キロ。この区間は車をチャーターするなら送るといわれ、チャーター。料金は教会が設定しているので高くなく、70シリング(約90円)x8キロx2(帰り分)。ケニア側国境までは無料。
*エチオピア側の国境警察は皆かなり酔っ払っていて、かなりまずい雰囲気だった。
ここから歩く予定だったが、歩くというと治安を理由に教会の車に乗れない可能性が高かったので、エチオピア側の車を待つとドライバーには伝えてあった。しかし、国境警察によると前回の車は2ヶ月前だったとのこと。心配したドライバーが、手続きなしにエチオピア側を走る許可をなんとか国境警察からもらい、オモラテまで送ってもらえることに。その結果、オモラテ(実際にはオモ川を隔てた対岸)まで、一気に来ることができたのだった。国境からオモラテまでは約27キロ。ここを1日かけて歩く予定だった。ちなみに車のチャーター代は、70x(8+27)x2=4900シリングのところを4200までまけてもらった。
*ケニア側国境警察ではパスポートを見なかった。エチオピア側はしつこく、賄賂が欲しそうだったが問題なし。オモラテのイミグレーションで、ケニアの出国スタンプがないことを少し問題にされたが、うやむやに。今回は、スーダンの出国スタンプなし、ケニアの入国スタンプなし、ケニアの出国スタンプなしだったので、ここの入国スタンプが久しぶりの記録w
途中の景色や村は最高でした。我々は幸運だったが、本来は歩きでないと難しいと思う。
南下する場合は、車をオモラテでチャーターしても、12キロしか道がなく、後は歩き。ピローグをチャーターすれば歩く距離はもっと短くはできそう。ケニア側の道がかなり砂だけと平らなので自転車なら行けそう。バイクも川を渡すのはちょっと難しそう。