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サモアからトケラウへの道

移動|12Jun2010|URL
 トケラウには空港がなく、海路一択。トケラウ政府が管理している定期船がサモアのアピアからある。
 トケラウ政府のWEBサイトに船のスケジュールや申し込み方が載っているが、スケジュールが古いのでまずはメールで最新スケジュールを問い合わせると良い。今年4月時点のスケジュールでは、4月から年末までの9ヶ月に16航海が予定されており、平均で月に2航海というところである。
 トケラウは3つの環礁から成っており、各航海でそれぞれの環礁に2度づつ寄航することが多い。この場合は、一航海で任意の一ヶ所に滞在可能。常に船と共に移動し、数時間づつ3ヶ所滞在ということも可能。順路は特に決まっておらず、各航海ごとに異なる。
 3ヶ所x2度の寄航する時は、10日から11日かかる。4-5日で戻るパターンもあり、この場合は各環礁1度と思われるが、問い合わせの答えは、寄航回数は同じだった。ただ、航行時間から考えて、これは不可能である。

我々の場合、
 船は込んでおり、4月5日に5月25日の予約リクエストを出したが、満席。一番早い空きが、6月8日出航、18日帰港のパターンだったので、これを予約。この時は、ビザ手続き等の関係で3日以上前にサモアに到着することが条件だった。ガイドブックには、「船のスケジュール変更は頻繁、早くなることも多いので、前後一週間は余裕を見て国際線の予約をすること」と勧められていたが、そのことを問い合わせた答えは、「大丈夫!」だった。
 アピアに到着し、6月1日にトケラウオフィスに行くも、祭日でクローズ。この時、守衛に「8日の船は11日出港に変更されている」と教えられた。出国予定が21日の深夜、出発が3日延びれば到着も3日延びるはず。そう考えればギリギリなのでかなりあせった。
 3日にようやく連休が終わり、朝1番でオフィスへ。出航は6月5日に決定と言われ、ビザ手続きのためにパスポートを預ける。
 同日午後の指定時間に船代支払いのためにオフィスへ行くと、出航は11日に延びたといわれ、ショックを受ける。窓口の係員より守衛の方が正しい最新情報を知っていたということか・・・。この船は普段のトケラウ丸ではなく、より大きく快適なレイディーナオミ(日本の寄贈船)で、チャーター便なのでアピア戻りは16日という。滞在日数は短くなるが、ギリギリの戻りを心配していたので一安心。
 10日、翌朝の出航に備えビザ受け取りにトケラウオフィスへ。出航がまた1日延び、12日になっていた。そして帰港予定は2日延び、18日に・・・。
 8日→5日→11日→12日と出発日を3度変更をされた後、ようやくの出航。