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中国の列車切符販売枠

移動|27Jul2011|URL
 列車切符がオンライン化されたので、どこでも切符を買えるようにはなったが、列車切符販売枠というのは依然残っている。といっても昔のような発売所毎の枠ではなく、当該列車のどの区間の切符を売るかという枠である。
 この枠がどんなものなのかを、分かりやすく日本の東海道新幹線で東京発大阪行きこだま号で例えてみる。
A.乗客が少ない時期:満席になることも少ないので、どの区間の切符も枠なしで販売する。
B.夏休み:新横浜発の切符は販売枠を0に設定。理由は、東京-新横浜間だけの切符はほとんど売れないが、東京駅発はのぞみやひかりが売り切れれば、最終的に埋まる。
C.盆の帰省ラッシュ日:東京発新大阪着以外の切符販売枠はすべて0。理由は、最終的には東京発新大阪行きだけを売っていても最終的には売り切れるので、これが一番儲かる。
 中国には自由席がないので、Cの時に名古屋に行きたければ新大阪行きの切符を買うか、在来線に乗るかしかなくなるのだ。降りる時は良い(実際に中国人が同じことをしているのを見た)が、新横浜から乗るのに東京駅発の切符で乗れるのかは不明。
 こんなことを長々と書いたのは、今回、カシュガルから西安行きの列車に乗り継ぐのに本来の乗り継ぎ駅であるトルファン駅での切符販売枠がなく、無駄にトルファン・ウルムチの往復をする羽目になったからです(笑)