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コンゴ共和国情勢

情報|27Mar2008|URL
外務省の渡航情報として、プール地方(首都ブラザビルを除く)、ブエンザ地方及びニアリ地方に「渡航の延期をお勧めします」が出ている。いわく、
『2006年1月以降、プール地方では特に大きな事件等は発生しておらず、治安回復の兆しがみられます。しかし、プール地方を拠点とする反政府勢力であるニンジャ兵の武装解除が進まず、武器を隠匿所持している者が多数いるとみられています。2007年9月、ブラザビル郊外にて突発的に政府軍と反政府勢力との間で戦闘が発生し、複数の死者が出ました。このほかにも反政府勢力が列車の運行を妨げたり、列車の乗客に対し強盗行為を働いたりするなどの事件が発生しています。
 一方、ブエンザ及びニアリ地方では、近年襲撃事件等は発生していませんが、リスバ前大統領派民兵「ココイユ」等の兵士が依然として残存している可能性があるため、不測の事態が発生するおそれがあります。』
 しかし、色々聞いて回った結果、問題はないだろうと考え、この列車に乗車。

 甘かった。
 でましたニンジャ兵。怖かったー。銃声と共に列車が停車。機関銃を持った人々が列車脇や列車の屋根を何度も行き来している時には、車内に緊張が走り、それまでうるさかったコンゴ人の乗客も黙りこくった。約1時間の停止、長い列車の最後尾車両におり、前方で何があったのかわからないが、撃ち合いはなく、お金で解決した模様。
 しかし、これだけでは終わらなかった。
 数時間後、金を出せといきなり殴られた。周りの見ている乗客は全く助けてくれない。断ると刃渡り30cmくらいの山刀を突きつけられ、またコンゴでやられるのかと思い泣きたくなった。知らずに通りかかった人をこの強盗との間に無理やり引っ張ると、その間強盗は山刀を隠し、ニヤニヤ。10分位これで時間を稼いだが、降りる人だったので駅出発直前にまた、強盗と対峙することに。しばらくて、機関銃を持った護衛が巡回してき、何とか助かる。強盗は護衛に殴られ、縛られて、次の停車駅で降ろされた。

 17年前、初めて強盗にやられ、旅が終わってしまったこのコンゴで再びやられるのは、絶対に嫌だった。無事にすんで本当に良かった。
 助けてくれなかった乗客には「お金を払えば良いのに」などと言われ、ムカー。ま、その通りといえばそうなんだけど。