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フィジーで日本人を見て思う

情報|05Jul2010|URL
 日本から見た場合、南太平洋の島国の中では比較的安いリゾート地として絶大な人気のあったフィジー。今も物価は南太平洋水準から考えると安いと感じる。しかし、度重なるクーデターや犯罪の増加などで人気がなくなり、日本からの直行便がなくなった。もう日本人のパック旅行者も少ないだろうと予想していたが、日本人のツアー客を度々見かけ驚いた。
 見かけたのは観光地の前に泊まっていたゆえだが、元旅行会社社員の立場でつらつら考えてみた。
 観光客の多さは、やはり観光地としてのインフラが整備されているのが大きいのだろう。日本語のできるガイドの数は周辺国に比べ圧倒的に多いし、伝統文化を見せるシステムも出来上がっている。旅行会社としてはパックを組みやすい場所なのだ。
 また、クーデターなどの政情不安に関しては、欧米人の方が気にするより傾向にあり、全体の観光客はかなり減っている。観光に携わっている人々にとっては日本人は狙い目なのかも。
 直行便がなくなったといっても、南太平洋の島国(ニュージランドは除く)で直行便が現在残っているのはタヒチとヌーメアのみ。この2ヶ所は、フランス語圏だし、物価が高い、また、伝統文化を見せてくれる場所ではなく、フィジーとは客層が少し異なっている。グアム経由で来れば、さほど所要時間が増えたわけでもない。航空券代に次いで旅費に占める割合が高い宿代は、全体の客が減って抑えられている。(4年前発行のガイドブックの値段と比較すると交通費はほぼ倍なのに宿代はあまり変わっていない。)
 色々考えてみると日本人ツアー客が多いことは驚くようなことでもないのかな。個人的にはサモアやトンガの方がお勧めですが。