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ミャンマーのバス

情報|08Nov2010|URL
 ミャンマーでは移動も基本的に外国人料金となるものが多い。特に列車、飛行機、船はほぼ全てが外国人料金で米ドル払い。
 しかしながら、バスは外国人料金のあるものとないものがあり、あってもチャット払いとなることが多い。(なので、チャット払いなので外国人料金なのかどうか分かり難い。)
 ヤンゴンの長距離バスターミナルは2ヶ所あるが、デルタ方面を除けばほぼ全てのバスが、ハイウェイバスセンター=アウミンガラの発着となる。このターミナルは馬鹿でかく、ほぼ全ての表示がミャンマー語のみなので外国人にとっては使いづらい。でもミャンマー人は基本的に親切なので聞けば何とかなる。
 ツーリストの使う主な方面へのバスは、市内の代理店で購入できるものが多い。定価販売だが、外国人料金のものはその外国人料金。多くの宿でもバスチケットの購入をしてくれるようだが、その場合は若干の手数料がかかる。長距離バスは指定制なので早めに予約をする方が良い席に座れる。満席になったらそれ以上乗せない会社と補助席を使う会社、立ち客も乗せる会社がある。
 外国人料金は数割り増しから、数倍まで色々あるが、割り増しのない会社も多いので探そう!

ヤンゴンからの主なバスの値段:
・インレー湖方面(タウンジー):10900~18000MMK(チャット)。一番安かった10900MMKのバスに乗ったが、一番高い18000MMKのバスと比べても遜色なし。リクライニングのよく効く日本の観光バスの中古で、エアコン、ビデオ、歯ブラシ、おしぼり、ペットボトルの水付き。エアコン付きのローカルプライスは、18000MMKのバスも10900MMKで同じ。13000MMKでこれがローカルと同じといっている会社もあったので一律かどうかは不明。
・バガン:代理店で扱っているのは、ローカルプライス10400MMKだが、外国人料金18000MMKの会社のみ。ただし、すぐ17000MMKには下がる。ターミナルまで行けば外国人料金のない会社もあると思われるが、行かないことになったのでターミナルでは聞かなかった。
・マンダレー:インレーorバガンを探しているときについでに何軒かで聞いただけだが、8500MMK-15000MMK。
・モーラミャイン:5000-25000MMK。代理店ではなくターミナルで聞いた。ローカルと同じ5000MMKの会社が少なくとも2社あった。25000MMKの下は9000MMK。25000MMKは外国人をなめすぎ。でもこの方面では一番有名なYar Zar Minという会社なので乗っている人も多そう。
・チャイティヨー(実際にはゴールデンロックの麓のキンプン):6000~7000MMK。本数の多いWINは7000MMK。ローカルプライスで買える会社は見つからず、時間の都合で不本意ながらWINに乗車。ノンエアコンで通路にも乗客を乗せるローカルでがっかり。ここはローカルの倍以上の値段だったと思われる。
・パアーン:3500MMK~8000MMK。これはパアーンで聞いた値段。乗りたい日に3500MMKの便はなく、3700MMKのに乗車。エアコンは壊れていたが、窓が開くのでOK。座席間隔も広くよかった。水などのサービスは一切なし。外国人料金設定は8000MMKの1社のみ。

 ちなみに、ほとんど全ての長距離バスが日本の観光バスの中古。右側通行なのに、運転席や入口の改造をしておらず、左から乗る。市バスも日本の中古が圧倒的に多いが、さすがにこちらは右側から乗り降りできるように改造してある。