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アフガニスタンのレジストレーションとパーミッション

情報|01Jul2011|URL
 アフガニスタンのイシュコシムに着いた翌朝、宿の人からレジストレーションをしに行くよう言われた。そんな話は聞いたことがなかったが、後で問題になるのも嫌なので教えられたガバメントオフィスへ。
 オフィスでは写真1枚、パスポートコピー5枚、ビザページコピー5枚に10USDを求められ?? 写真はレジストレーション用、ここで初めて入国カードを書き、顔写真貼り付けのレジストレーションカードをもらった。
 問題はコピー10枚に10USDである。なんでもこれからここでレターを書いてもらい、それにコピーを添付。ここを含め4ヶ所の役所でそれが必要で、最後の一部が自己用とか。この説明を聞いて、これがワハン地区へのパーミッション手続きと同じ事を気付いた。我々はワハンには行かないので不要だと抗議したが、それでもこの手続きは必要だという。おかしいとしばらく談判、担当者がこのあたり一帯を構成するバダフシャン県の県庁であるファイザバードのヘッドオフィスへ電話し、10USDの支払いは免除になったが、依然同じ手続きが必要だといわれる。困ったもんだ。結局持っていたパスポートコピー3枚の提出のみで、残りは担当者がコピーを作ってくれた。書類作成が完成し、まずこのオフィスの書類保管係である上官を探すが、不在。結局作成してくれた担当者が役所巡りもしてくれることとなった。夕方届いた書類がワハンのパーミッションではないらしいことだけは分かったが、ペルシャ文字なので詳しい中身はさっぱり。
 この手続きで分かったのは、ワハントレッキングをしないツーリストは今の担当者になってからは一人も来ていないということくらい・・・。

*出国時、顔写真入りレジストレーションカードは回収されたが、意味不明の書類は最後まで活躍の場などなかった。