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カイロの安宿

情報|28Feb2011|URL
 カイロの安宿といえばサファリといわれるくらいバックパッカーに有名な日本人宿がサファリホテルである。20年前=湾岸戦争の年に営業を開始した宿だが、のぞいたときは開業以来初ではないかと思われるくらい閑散としていた。宿泊者2名。昔は男女混合のドミドリー宿だったのに、現在は男女別。それでバックパッカーは来るのか? ビルの6階にあり、エレベーターはない。上がるのが大変な分格安だったのに、現在は同じビルにあるスルタンホテルと同一料金の20EGPで、WIFIが+3EGP/day。スルタンはWIFI無料なのでスルタンの方が安いのだ。シャワーとトイレはずっと壊れたままらしく、隣のアパート(昔のタフキーヤホテル、のちのスルタン2)で借りるのだとか。従業員にやる気が感じられず、本当にがっかりした。日本語の書籍充実度は今もピカ1で魅力的だったが・・・。
 同じビルの2階にあるスルタンホテル。大量の南京虫にやられ一晩で逃げ出した。友人がいるのでドミトリーのみでもここに泊まろうと決めて来たが、これでは・・・。
 同じビル5階のベニスホテル。サファリ、スルタンとは違って個室もある少しランクは上の宿だが、この料金を出すなら他にもっと良いところはたくさんある。日本人経営の安心感とサファリやスルタンに遊びに行けるメリットが売りか。

 長く泊まったのはダハブホテル。部屋がむちゃくちゃ狭いことをのぞけば、共有スペースの広さやフリーWIFI、ダブルで45EGPという値段など文句のつけようはない。

 滞在が長くなりそうだったので他にもたくさん見た。しかし、大規模デモで情勢に不安があったので現時点で旅行者のいる宿以外に泊まる気にはなれなかった。

エリトリア ビザ 必要

ビザ|27Feb2011|URL
 エリトリアは居住地最寄の大使館でしかビザを出さなくなったと2009年頃からいわれており、英語サイトなどを探しても近年に旅先でビザが取れた人の話は見つからなかった。実際、ドバイのエリトリア領事館では直接そのように言われたので、期待していなかったが、エジプトのカイロであっさり取れた。
 必要なのは、日本大使館発行のレター、写真1枚、325EGP(約60USD)、申請書。当初は本国紹介で7-10日待ちと言われたが、書類をそろえ申請したら翌営業日に発給された。3ヶ月有効で30日滞在可能なビザ。
 申請は8-12時、受領は12時。金土休み。

ルートに悩む

雑事|26Feb2011|URL
 今回の旅で行き残していた北アフリカ地域を最後に訪問しようとエジプトまで来た。航空券を買ってしまった後で、懸念していたチュニジアのデモから始まった激震が他国に飛び火を始め、非常に動き辛くなってしまった。リビアがアウト、他のアラブ諸国も先行きは見えない。かといって、当初予定の中央アジアから中国にルートを戻したところで、この地域も飛び火の危険性は高い。ならば当初考えたスーダン、エリトリアを選んでも危険性は大差ない? 幸い両国とも大きな問題は起きていないし、ビザも取れた。状況が悪化する前にさっさと行ってきます。
 スーダンからエリトリアの国境は公式には閉じられているらしく、2008年以降に越えたという話は聞かないし、ネット上でも見つからない。エジプトからスーダンも飛んでも値段が変わらないので全部飛ぶつもり満々だった。スーダン航空で、カイロ - ハルツーム - アスマラ -(ハルツーム乗換え)- カイロで飛ぶはずだったが、航空券購入寸前に、アスマラからハルツームの便がカッサラ経由ということが分かった。カッサラはスーダン内なので、カッサラからハルツームはスーダン国内線? スーダンビザはシングルエントリーなのでこの便に乗れない可能性がある。スーダン航空は問題ないというがカウンターの人がOKしても怪しすぎる。で、スーダン航空は断念。帰路はエジプト航空にするのが確実だが、行き帰りの会社を変えるとあまりにも高かった。
 結局、陸路でエリトリアを目指すことに決定。国境が閉まっていたらカッサラから飛びます。そして、アスマラからは・・・分かりません。中国行きのみ以上に安かったので中国まで飛んでしまうかも。

163メンフィスとその墓地遺跡-ギザ(ギーザ)からダハシュールまでのピラミッド地帯

世界遺産|25Feb2011|URL
 いずれもエジプトの首都カイロから日帰りできる場所にある。
 名称からするとメンフィスがメインのようだが、観光客にとってのメインはギザのピラミッドだろう。カイロの中心部からタクシーで行ってもそう高くないし、バスも色んな場所から出ている。
 エジプト全土に「渡航の延期」勧告が出ている情勢とあって、カイロの街ではほとんど観光客の姿はなく、昨日訪れたカイロ歴史地区では皆無であった白人ツーリストだが、ここギザにはチラホラいた上、ツアーバスまで来ていたのには驚いた。さすが世界屈指の観光地だけあって特別なのか。もっともエジプト人観光客は大勢おリ、ここぞとばかりに登ろうとしていたりしたので、観光していて危険な感じはしなかった。

162カイロ歴史地区

世界遺産|24Feb2011|URL
 エジプトの首都カイロの中心部にある。
 1979年に「イスラーム都市カイロ」という名称で登録されていたのが、2007年になって現在の名称に変更された。理由は確認できなかったが、旧称では「イスラミックカイロ」と呼ばれている地域のみを指していると勘違いされる(私もそう思っていた)が、実際にはオールドカイロ地区にあるコプト教(キリスト教)の建物等も含んでいるので改称されたものと推測される。

Now in カイロ、エジプト

現在地|23Feb2011|URL
 過去滞在日数が一番長い都市カイロに来ました。初訪問が湾岸戦争中、そしてまた・・・。エジプトの状況は把握し、大丈夫と判断して飛びました。カイロは予想以上に平穏で、デモはまだ時々やってますが、まずは一息つける状況です。でも観光気分にはなりにくい雰囲気ではある。
 問題はリビア。第一目的だったのに見通しが甘かった。行くのは無理な状況となり、非常に残念。
 今はこの先訪問を考えている国々に飛び火しないことを願うばかり。

スーダン ビザ必要

ビザ|22Feb2011|URL
 カイロでの申請には日本大使館の添え状がいる。日本大使館で添え状の依頼をすると通常は翌営業日朝までに作っていてくれる。
 スーダン大使館では、パスポートのデーターページとエジプトビザページのコピー、申請用紙(1部手書きで、そのコピーも)、写真2枚、100USDが必要。朝申請すれば即日15時に受領できる。受領日から30日有効のビザ。
 2年前のケニアでの情報はスーダンビザの頁を参照。ケニアでは現在も取れているらしい。ここカイロよりずっと安いし、レターも不要。

リビア ビザ必要

ビザ|21Feb2011|URL
 リビアに行きたくてエジプトに来たが、反政府デモがリビアにも飛び火。現在はリビアが一番酷い状態になっている。ビザ取得には最低でも2週間の時間がかかるので、先行きの見通しだけでもと聞こうとリビア大使館に行ったが、それどころではない様子だった。
 昨日(=2月20日)にエジプトとの国境を閉めたとのことで、陸路トランジットビザは受付停止で、申請出来ず。
 この日、トリポリで政府の建物が焼かれ、カダフィー大佐脱出とのニュースが流れた。政府転覆まで秒読み状態。新しい政府が出来るまで行けそうにない。