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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day9 ハイラル→満州里
ハイラルへは列車で行くつもりだった。前夜に切符を買えば大丈夫なことを確認してあったが、妻のズボンが破れた緊急事態で買いに行けず。朝、駅に切符を買いに行くも、列車の出発前では切符を買う人の行列が長く、また焦った人の横入りが酷いので、途中であきらめた。バスなら切符を買い易いのですぐにバスターミナルに移動し、バスの切符を買った。7時過ぎに買った切符は8時発だったので昨日美味しかった店で朝食をとる。
さて満州里行きに乗ろうと思ったら、7時45分くらいなのにもうバスは出たという。切符に書いている時間はメインのバスターミナルの時間で、駅前ターミナルの時間ではなかったのだ。昨日一本目に乗れなかったのも、乗った2本目が30分遅かったのもこれが原因かもしれない。出発はしてしまっていたが、まだ切符が有効な時間(8時発なので)だったので、手数料一人7.5元で払い戻しをし、8時半の切符を購入した。8時半初のバスも8時過ぎには出発し、郊外にあるメインバスターミナルへ。そこの出発が8時半だった。
ターミナルを出てすぐ、遠方に寺と仏塔が見えてきた。もう一日あれば行こうと思っていた場所である。
しばらく走るとツーリスト用の観光施設が次々に現れた。フルンボイル草原として中国全土から観光客を集めている場所がこの辺りなのだ。観光化され過ぎだが、確かに景色の美しいところだ。
ほとんどのゲルが観光客用だが、そうではないのかなと思われるものもあることはあった。
満州里の近くにはロシア風の遊園地もあった。
お寺もあるが新しく、急激に増えた観光客目当てな雰囲気があり、行こうとは思えない。
満州里の国際バスターミナルに到着。ちょうどロシア人が入って行き、いよいよ国境に来たなと思う。
国際バスの時刻表は、ネットで見ていたものと同じでホッとした。ところが窓口で聞くとこの時刻表は正しくなく、乗りたいと思っていたバスはその日に運航していないという。明日ならあるというが、ビザが8月1日からなのでいかんともし難い。
ハイラルの宿が酷かったのでここでは予約をせずに来た。バスターミナルから歩きだし、見た3軒目が気に入って決めた。もっと安い宿はいくらでもあるとは思ったが、新しくきれいで宿の人の感じも良かったのでOK。
昨夜はシャワーも浴びれなかったので、部屋に入ってまずシャワー。快適な宿だ。予定のバスがなかったのでロシアに入ってからのトランスポートを調べるが、もしなかった時に乗るつもりだった列車の残席が1であることが判明。困った。他のトランスポートは色々探したが見つからない。困った。先の列車を予約しているので変更は今さら面倒でしたくないが、これでは仕方ないかも。悩んでいても仕方ないので、息抜きに街へ出る。笑いたくなるほど欧風の街並み。国境交易で急激に発展した街だと紹介されており、最近の写真も見ていたが、実際に見るとやはり笑える。
ロシアで見たことはない構造だが、この半地下の商店街はロシア風だそう。中国でも見ない構造なので、この後のロシアで確認しよう。
昼食は、モンゴル風にナイフで食べる羊肉、美味しくて、ビールに追加し、白酒まで飲んでしまった。また食べ過ぎだー。
大きな衣類市場もあって、昨日ズボンを買えなかった妻は良いのを安く買え、ご満悦。
地下の食品市場も色々あって楽しかった。
歩行者天国もたくさんあり、本当に驚く。
ロシアで見たような建物も多い。
部屋からの夕焼けもきれいでうれしい。
食べ過ぎが続いていたので昼食は部屋食、締めはカップ麺。
*本日の宿:随心豫賓館
*本日の移動 バス:ハイラル-満州里