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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day18 イルクーツク
内モンゴルで購入し運んでいた炒米を使ったお粥で朝食。モンゴルでも同じようにお粥にして食べるが、これはロシアのレシピで作ったロシア料理。

バスのチケットを購入するためにまずはバスターミナルを目指す。昨日戻った道を通ったので、まずは中央市場。野菜や果物のコーナーには中央アジア系の人が多い。

木の実などを売る人はロシア系。

惣菜コーナーは韓国系でキムチも並んでいる。

色々な食材がある巨大市場に、妻は、喜んで中々見るのを止めず、次々と写真を撮っている。私はすぐに飽きてしまったが、1時間近くも市場の食材コーナー巡りに付き合うことに。

市場を出てようやくバスターミナル方面に歩を進める。教会かと思ったが、これは火の見櫓。火の見櫓なら尖塔は不要だと思うのだが・・・。

カソリックのトランスフィギュライション教会。

バスターミナルで明日夜のブラーツク行き切符を購入。そしてさらに歩いて、ロシア正教のカザン教会に行く。

教会前には観光バスが何台か止まっており、観光人団体と中国人団体が中にいた。個人旅行者だけでなく、団体旅行も今は中国人や韓国人が多いのだ。

トラムに乗って街の中心部に戻る。チタやウランウデではビルの谷間に残る感じだった木造のシベリア風住宅だが、この街はその比重が高く、木造住宅ばかりが並ぶ地区も多い。

モスク。来ているのは中央アジア系の人々だ。

アルメニア教会

130地区の大ショッピングセンター。

トリップアドバイザーでイルクーツク人気ナンバー1の観光地がこの130地区であり、観光案内所でくれる地図でもイルクーツクですべきことのトップにここの訪問があげられている。再開発された観光地区で、古い建物がたくさんある。しかし、移築されたであろう古い建物の解説は見当たらず、マップには中に入っているテナント名があるだけ。観光客向けの地区ではあるが、私としてはかなりのがっかりポイント。写真のような建物が集まっているが、中はきれいな商店やレストラン。

モニュメントは大きくて良いが、新しいものだ。

クレストヴォズドヴィジェンスカヤ教会。

昼食時に近くで働いている風なロシア人が次々と吸い込まれているビルがあり、付いていくとこぎれいな食堂でにぎわっている。そこで昼食。セルフで選べる店ですが、メインデッシュに穀物の付け合わせ、スープ、サラダ、飲み物、パンという典型的なロシアの食事にしてみました。

キーロフ広場。

イルクーツク州政府。

自分で歩いて観光する人のために総延長5キロのグリーンラインというものが設定され、道に記されているのでこれをたどっていくと主要な30の観光ポイントを見て回れるようになっている。

ローマカソリック大聖堂。

スパスカヤ教会。この地方で最も古い教会。

エピファニー大聖堂。

アンガラ川河岸に建つイルクーツク創設者のモニュメンント。

アンガラ川。バイカル湖から流れ出す川で、エニセイ川から北極海に通じる。

ここからしばらくは河岸を歩く。モスクワ凱旋門。

ズナメンスキー修道院。

ズナメンスキー修道院からトロリーバスに乗って再び街の中心部に戻る。市場に行って今晩の買い出し。アルシャンで自炊を続けたのでこの街では外食と考えていたが、朝見た市場で色々食べたいものを見つけてしまったのだ。
歩き疲れたので、最後にクバスを飲む。

色々惣菜を買って食べた夕食だったが、美味かったのはやっぱりキノコ。

スーパーで量り売りの生ビールを1リットル買ってあったが、つまみが多すぎて不足し、途中でもう1リットル買ってきた。たくさん歩いて観光し疲れたので、この日は日記が書けずじまい。この先夜行移動が増えると日記がたまりやすくなるので気をつけねば。
*本日の宿:Hostel Patio