旅して »
旅紀行 »旅日記 »
2016 北東アジア周遊
»
日記»
中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day32 ハバロフスク→クニャゼヴォルコンスコエ→ハバロフスク→
ハバロフスクの最終日。今日も朝は市場に向かう。市場の手前のトラム。この辺りは専用線を走っており、トラムというより電車のように見える。
今日はまた、昨日と違うキノコが出ていた。
満州の皇帝溥儀が戦後収容されていた刑務所があるというので行ってみたが、建物は変わっているようだった。
近郊の村に行こうとバスターミナルへ。バスに乗る寸前に食べた朝食は、ホットドッグとピザ。どちらもロシアで人気のファーストフードだ。
天気が良ければ頑張ってピクニックポイントにでも行きたかったが、あいにくの空模様。予定を変えて、一番本数の多い近郊バスで聞いたことのない村を目指してみた。
約1時間ほど走って、バス行先のクニャゼヴォルコンスコエ村に着くが、バスがまだ進むので乗っていたら、軍の基地に入ってしまった。基地の中が終点で仕方なく降りる。軍関係者の家族宿舎の場所らしい。どっちを見ても軍人ばかり。下手に拘束でもされたら大変なので早々にここは立ち去る。
歩いてクニャゼヴォルコンスコエに戻る。村の入り口にちょっとした土産物を売っていた。
車で立ち寄る人向けの店かと思うが、見ていると立ち寄っているのは軍人ばかり。近くの基地は相当大きなもののようだ。
カフェを見つけて入ってみると、やはり客は軍人だ。
カツレツとソバの昼食。
バスで揺られている間に降り出した雨が、強くなって出るに出られなくなる。1時間以上粘っていたので申し訳なくなり、ペリメニを追加で注文。
店に入って2時間ほど経ってようやく雨が弱くなった。もう帰るべき時間だが村を一回りする。民家は基本的に木造の一軒家だ。
道は舗装されている。
ここでもやはり公園があり、モニュメントがある。
再びバスでハバロフスクに戻り、市場に。
20時半ころアーニャに挨拶し、駅に向かう。今日は2007年以来の2等寝台である。
楽しみにしていた2等寝台だが、相客が良くなかった。2等はコンパートメント形式だが、今回は犬を連れたおばさんに、子供を連れたおばさん。締め切ると犬の匂いがこもるし、子供はまだ小さく泣きわめき、眠れたものではなし。その後、色々トラブルもあり、結局一睡もできない悲惨な列車旅だった。これでは当分2等に乗る気にはなれない。相客が悪いと3等の方がずっとましなのだ。
*本日の宿:夜行列車(2等寝台)
*本日の移動 バス:ハバロフスク→クニャゼヴォルコンスコエ→ハバロフスク、列車:ハバロフスク→