旅して»
旅紀行»旅日記»
2023年冬オーストラリア»12日目 メルボルン
タスマニア州、ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州
2023年02月15日(Wed)
12日目 メルボルン
5時台から人は多くなり、目は覚めてしまったが、ちゃんと起きてパッキングを始めたのは7時を過ぎてから。前回寝た場所よりは寝やすかったが、メルボルン空港は寝やすい空港とはいえないと思う。寝やすいと絶賛されているのを見て、2回も泊まる計画で飛行機の予約したのは失敗だった。
8時半の市バスに乗って空港最寄りのメトロ駅であるブロードメドウズ駅へ。メルボルンメトロは、地下を走るのは市の中心部だけ、多くは地上部を走る近郊列車だ。ここからメトロに乗って、メルボルンの中心部にあるフラッグスタッフ駅に移動する。そして予約してあるアトランティスホテルメルボルンへ。朝9時台なのでチェックインはできず、荷物を預けて市内観光へと出かける。
まずは朝食ということで、カフェへ。大学のある建物の一階にあるおしゃれな店で学生らしき客が大勢入っている。
オーストラリアで必ず食べたいと妻の言っていたエッグベネディクトを食べる。
学生で賑わう店なのでそんなに高い店ではないと思って入ったが、メニューを見てあまりの値段にびっくり。お腹は減っていたが、2人で一皿しか注文する気になれない値段。一皿とコーヒーを二杯注文で3000円・・・。
気を取り直し、街歩き。美しいアボリジニーアートの壁画で癒される。
フリンダースストリート駅は、1854年にオーストリア最初の鉄道駅として開業している。現在の駅舎は1909年に建てられたもの。
フリンダースストリート駅の近く、高層ビルを背景に建つセントポール大聖堂はメルボルンを代表する建物だ。1836年にメルボルンで最初の礼拝堂が建てられたのがこの地である。大聖堂は1880年から11年かけて建てられたもの。
フリンダースストリート駅前のフェデレーション広場にはいくつもの博物館が集まっているが、中でも人気なのがオーストラリア映像博物館だ。映画やテレビ、そのほかのデジタルメディアなどの映像文化を集めたユニークな博物館で、色々と楽しめる。一日中いても楽しめる人気の場所だ。学校単位で来ている子供たちも多くいる。貴重な1970年代のアボリジニーの記録映像はすごくおもしろかった。時間があったらまた来たいと思える博物館である。
クーリーヘリテージトラストはアボリジニー文化保護促進をしている団体で、そこに展示されているアボリジニーアートは素晴らしかった。
ホージャーレーンは、ビルに挟まれた細い小道だが、ストリートアートギャラリーとして公式に認められている通りで、おもしろいストリートアートで埋め尽くされている。どういうルールになっているのかわからないが、ちょうど描き始めたストリートアーティストの姿もあった。
メルボルンを歩いているとビル街の中に古い教会が点在している。下の写真は1866年に建てられた聖ミカエル教会。
明後日からレンタカーでキャンピングの旅をする計画だが、テントを持って来ていない。飛行機が格安航空会社で、預け荷物は有料で高いので、何度も支払ってテントを持ってくるなら、現地で安いのを買って、最後に捨てた方が安くつく。そう思って今日テントを買うつもりだったのだが、事前に調べておいた店のテントは売り切れていた。他を探すにもインターネット検索が必要なので、買うのは明日に延期する。
14時過ぎに中華街に来たので、私はランチとして中華を食べる気満々だったが、妻はどうしてもオーストラリア料理が良いという。まだまだ日数があるのだからと思うが、メルボルンで食べたいものを調べてあるからといわれ、離れた店まで歩くことに。
小一時間かかってようやくお目当てのレストランに到着。朝のカフェの値段でメルボルンのレストランにビビってしまっていたが、ここのメニューはリーズナブルな値段だ。皿に盛られた食事の大きさは驚くほどで、これは一人では食べられないだろうという量、これならむしろ安いといえる。そして味もよし。正直ほっとした。
最後に世界遺産登録されている王立展示館とカールトン庭園に立ち寄る。世界遺産というには見応えがないが、簡単に立ち寄れる場所にあるのが良いところ。
メルボルンの中心部はトラムが無料。最後はその無料トラムに乗ってホテルに戻った。
ランチが遅かったので、夕食はなくても良いと思ったが、スーパーが近くにあったので買い出し。チーズとハムをつまみにワインを飲む。
昨夜はよく眠れなかったのにそのまま歩いて観光したので、今日は非常に疲れた。早く寝なければと思いながら、テントを売っている店をたくさん調べる。