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2025カナダ、アラスカ

カナダは、バンクーバーから北極海へ
アラスカはアメリカ50州ドライブ49州目

2025年07月10日(Thu)

31、32、33日目 ホープ-バンクーバー国際空港-羽田-益田

 最終日、昨日は買い出しをしなかったので、朝食は残っていたパンにマヨネーズやマスタードを塗ったものとビスケット。これで持っていた食料は少しの調味料を除き全部なくなった。
 今日は最後に車を返して空港に向かうので、荷物を全部バッグに詰めねばならず出発準備に時間がかかる。そしてまだ隙間からどんどん砂や泥が出てくる車に水を掛け、できるだけきれいにした。
 それでも予定の9時よりも早い8時45分に出発。
 ガソリンを満タンにし、ハイウェイに入る。ここからは再びハイウェイ1号線で、しかも最初に通ったのと同じ道だ。天気が良く気持ち良い。
25/07/11 01:20:02
 ナビで予想所要時間がさして変わらなかったのと少しでも違う道を走りたかったのとで、90キロほど走ったアボッツフォードでハイウェイを降りて、下道を走る。ブドウ畑や各種ベリーの畑が連なる田舎道を30キロほど走った。
25/07/11 02:03:26
 バンクーバー都市圏の街に入り、再び高速道路。ここでほんの少しだが海際も走った。北極海を出てから久しぶりの海だ。
 空港のあるリッチモンドで高速を降り、土産を見ようとスーパーマーケットへ。カナダのスーパーで何度も見かけた巨大サンドイッチが気になり、カナダ最後の食事に購入する。重さが1キロもあるザビッグサンドイッチだ。これ以上のサイズのものもあったが、2人では食べきれそうになく、このクラブサイズというのにした。具は、ポークハム、ローストターキー、ローストビーフ、マイルドチェダーチーズ、レタス。期待以上にうまかった。
25/07/11 03:49:06
 最後にもう一度給油し満タンにてレンタカー会社へ。返却時の車体チェックは目視ではなく、ドックでレーザーを当てるのだそう。跳ねた石で傷の付いたフロントガラスの傷はサイズ的に大丈夫なはずだが、待っている間はドキドキする。まあ当然問題はなく、無事に返却完了。
 本日の走行は156キロ。全部で10429キロのドライブ旅となった。前回の米国東部が10252キロ、前々回の米国西部が11470キロ。意図した訳ではないが、ひと月で1万キロちょっとは毎回同じだ。でも今回は未舗装道が多かったので一番時間がかかっているはず、頑張った~。
 13時に返却を終え、スカイトレインで空港へ。何故か前回よりも値下がりしている。
 まずカウンターでパンフレット類で重くなった荷物を預ける。身軽になり、「スピリット・オブ・ハイダ・グワイ:翡翠のカヌー」と名付けられたモニュメントの前で一休み。ブリティッシュコロンビア州出身のハイダ族芸術家による彫刻で、以前の20ドル紙幣の図柄にも採用されていたほど有名なモニュメントだ。
25/07/11 06:27:00
 16時45分の定刻に全日空羽田行は離陸した。しばらく飛ぶと眼下にビクトリア島が見えてきた。
25/07/11 09:15:34
 夕食の前にワインとつまみが出てくるのが、全日空機のうれしいところ。旅の無事終了を祝って乾杯。
25/07/11 10:05:00
 ビーフハンバーグの夕食を食べたら、気持ちよく寝てしまった。
25/07/11 10:55:40

 32日目
 到着前の食事は朝食ではなく、スナックという名称で、ちょっとしょぼいサンドイッチとリンゴにヨーグルト。ニューヨークからよりもフライト時間がずっと少ないし、バンクーバー時間でまだ真夜中なので腹もすいておらずちょうど良し。
 18時20分、定刻よりも早く羽田に到着した。乗るときは見ていなかったが、乗ったのはピカチュウの機体だった。
25/07/11 18:21:24
 もう益田に飛ぶフライトはないので今回も空港泊。まだ体はバンクーバー時間なので猛烈に眠く、食事もせずに第3ターミナルのベンチで横になる。

 33日目
 朝、第2ターミナルに移動し朝食。そして朝の飛行機で萩石見空港へ。着陸前に視界不良で空港上空で何度も旋回したが、10時半に無事着陸。
 ひと月の旅はこれで終了。
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