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2023-24年地中海の旅

2024年01月09日(Tue)

30日目 ロードス

 久しぶりに長い時間熟睡し、気分良く目覚める。朝はコーヒーを飲んで部屋でゆったり過ごす。
 10時頃から観光に出る。まずは海岸部へ。ロードス騎士団と同様にロードス島を有名ししたものは、古代世界の7不思議としてギザのピラミッドやバビロンの空中庭園などと同列にあげられたロードス島の巨像である。紀元前3世紀初頭に建てられた巨像で台座を含めると50メートルの高さがあったという。完成から58年後、紀元前226年の地震で巨像は倒れた。その後の800年間、倒れた巨像は放置され観光地になっていた。紀元654年、イスラム教国であるウマイヤ朝がこの地を征服し、偶像崇拝を忌避する教義にのっとり、巨像の残骸は破壊されてしまったと伝えられている。現在は像があったとされる場所に小さなモニュメントがあるのみ。
24/01/09 17:18:44
 巨像モニュメントの近くにあるレンガ造りの教会は、聖母受胎告知教会聖大聖堂で1925年にイタリア人によって建設されたもの。
24/01/09 17:21:30
 昼食はカフェで、チーズパイとほうれん草&チーズパイを食べ、カプチーノを飲む。
24/01/09 17:56:38
 この時はチェーン店ということも知らず入ったが、Gregory's というギリシャ最大のカフェチェーンでギリシャ全土で300店舗以上あるという。いろんな場所で見かけ、この後も何度か入っている。
 昼食後は、昨日も通ったアンボワーズ門から旧市街へ。城壁の向こうに見えているのが騎士団長の館。
24/01/09 18:05:46
 旧市街の中心部にある丘の上に中世時代の時計台が建っている。上からの眺めが素晴らしいそうだが、今日も観光地は閉まっている。
24/01/09 18:20:26
 近くにはロードス島で最も美しい建物の一つとされるハーフィズアハメッドアガのイスラム図書館がある。ここも残念ながら閉まっている。
24/01/09 18:24:44
 スレイマンのモスクも外観だけだが、非常に美しいモスクだ。
24/01/09 18:25:10
 路地を歩いているとトルコ風の建物も多い。ロードス島はトルコまで僅か20キロしかなく、長らくトルコ領であったため、トルコ文化の影響が随所にみられる。
24/01/09 18:26:06
 石畳の路地は迷路のようになっており、ふらふら歩いて楽しい街だ。
24/01/09 18:29:02
 オレンジやオリーブ、ナツメヤシなどフルーツの木もたくさん壁の向こうには植えられている。
24/01/09 18:29:58
 騎士団時代以前の古い遺跡が露出している部分もあり、何ヶ所かで見ることが出来た。
24/01/09 18:33:16
 昨日も来たヒポクラテス広場、やっぱり今日も店は閉まっている。
24/01/09 18:37:42
 昼頃は晴れていたが、一気に空は暗くなり、急いで宿に向かう。途中で食料を買い出ししているうちに雨が振り出した。
 夕食は安いロゼワインを飲みながら買ってきたものをつまむ。
24/01/09 22:18:42
 雨のためか昨夜はいなかった蚊が大発生してしまった。
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