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2023-24年地中海»33日目 -サントリーニ島
2024年01月12日(Fri)
33日目 -サントリーニ島
ロードス島からサントリーニ島への船は非常に空いており、助かった。食堂のシートでゆっくりと横になることができる。オフシーズンなのに混んでいた先日の船が異常だったのだ。ピレウスからロードスまでの半分くらいの距離でサントリーニに着くのだが、所要時間予定時間はさほど変わらない。夜行フェリーなので時間調節しているのだろうか。
サントリーに到着は8時過ぎ。ほぼ定刻だ。
船に合わせて待機しているはずのバスが見当たらず、ヒッチハイクでフィラの街に出た。宿にチェックインし、すぐに出掛ける。
ここでもロードス島同様にほとんどの店は閉まっている。とはいえサントリーニ島の素晴らしさは白い街並みと海や空の青さ、そしてカルデラの地形。人が少ない方が歩いていて楽しい。昔来た時はあまりの人の多さにうんざりしたが、今回は観光客の姿もほとんどなく、本当に静かなのだ。
キャンドルマスティラ神聖正教メトロポリタン大聖堂はオールドポートに降りる道の近くにあるギリシャ正教の教会だ。
ビルに突き刺さった魚。見どころ巡りではなく、気持ち良い街並みをひたすらさまようと変わったモニュメントに出会えたりもする。
朝食をとれるカフェを探しながら歩く。散歩を始めてすぐのところで一軒開いていたが、たくさんあるのだろうと思っていたら、その後は営業しているカフェが一切なく、どこも休み。
海上から火山のカルデラが出ているのがサントリーニ島でフィラの街はカルデラの縁に造られている。写真右の海は火口の部分。
聖ヨハネバプテスト主教座聖堂はクリーム色の建物で、白い街ではかなり目立っている。
エーゲ海のイメージにもっともよく使われる場所がこのフィラの3つの鐘の教会だ。エーゲ海の島旅は今回が3度目、初めての島ばかりに行きたかったのに2度目となるここに来たのは、妻の強い希望による。それだけ有名なスポットなのだ。
散歩したのは1時間半ほど。食べる店は開いておらず、唯一見つけた商店で食料を買い出しし、昼食にする。
ワインをたくさん飲んだ事もあり、食事の後は寝てしまった。夕食時間に目覚めたが、空腹感はなく出掛ける気分にはならない。シャワーを浴びて、この先の予定をいろいろ検討する。