旅して»
旅紀行»旅日記»
2013年秋 韓国巨済島»初日 巨済島古県へ
2013年10月10日(Thu)
初日 巨済島古県へ
夕方に成田を出るフライトだが家を出たのは朝の9時半。JRを新橋で降り、まず向かったのは銀座にあるニコンのサービスセンターである。ここで世界旅で酷使した妻の一眼レフD200のローパスフィルター清掃の為だ。本当はオーバーホールをすべきところだが、そうなると日数がかかるので、ここは一時間でできるというローパスフィルター清掃をお願いした。待つ間に少し散歩し、早めの昼食をとる。
銀座からは昨年から新たに運行を始めた「THEアクセス成田」を利用。成田空港まで1000円という安さはリムジンバスの3分の1! 格安だが、普通にリクライニングも効く快適なバスでした。まあ距離を考えたらこれが適正価格で、リムジンが高すぎでしょう。もう一つ「東京シャトル」という格安バスも昨年から東京駅と成田空港を結んでおり、こちらはさらに安い900円! ただこちらは座席が少し狭いのと予約が基本なのが難点。「THEアクセス成田」は予約なしが基本で、予約も可能というスタンス。銀座始発で東京駅経由、銀座から乗るなら満席の心配はない。
今回選んだ航空会社はAirAsia Japan、2011年8月に全日空とAirAsiaの合弁で設立され、1年間の準備を経て昨年8月から運行開始した新しい航空会社だ。ところが運航開始からわずか10ヶ月の今年6月に合弁は解消され、今月で運航終了・・・。評判がかなり悪く、搭乗率が悪いのは知っていたが、さすがにこれは噴飯もの。しかも、全日空は新たに100%出資の「バニラ・エア」と名を変えて12月から運行を再開するとか。うーん。
そうはいっても信じられないくらい安かったから選んじゃいました。運賃は片道1900円、空港税などもろもろを足しても成田釜山の往復が9000円しないなんて、ビックリ! 3連休が取れそうだからどこかに行こうということになり、行先もさして考えてなかった段階でこの運賃を見つけ、即決でした。
事前にWEBチェックインしたにもかかわらず、普通のカウンターに並ばねばならないのは何故? しかも、印刷してあった搭乗券をカウンター発行のものに換えるなら事前チェックインの意味はない。理由も言わずに事前のボーディングパスにあった時間より早い時間に搭乗口に来るように指定するのも疑問。評判の悪さはこういうところから来るのかも。
ともあれ出発!
定刻の19時よりも30分近く早く釜山の金海(キメ)空港に到着。目的地である巨済(コジェ)島に行くリムジンバスは、古県(コヒョン)行きと長承浦(チャンスンポ)行きの2路線ある。長承浦から入って古県から出る計画であったが、長承浦行きは待ち時間が2時間近くあったので、19時40分発の古県行きリムジンバスで巨済島に向かった。
20時50分、古県到着。ここは造船業で賑わう巨済市の中心なので夜でもかなり賑やかである。チムジルバンに泊まる予定で場所の目処は着けてあったので、バスターミナルからはその方向に歩き、途中のローカル食堂で遅い夕食。食べたのはテンジャンチゲと海鮮焼き飯。
最初に行ったチムジルバンは24時間と書いているのに泊まれないといわれ、そこで教えてもらった2件目のチムジルバンへ。今度のチムジルバンは渓龍山温泉(ケリョンサンオンチョン)という温泉でした。前回行ったソウルのチムジルバンに比べると非常に小規模だが、天然の温泉というのがうれしい。肌がすべすべになり大喜びの妻は、時間が遅くて垢すりが出来なかったのが残念だったようで、明日もここに泊まろうという。2日目は宿でゆったりしたいが、チムジルバン連泊も悪くはない。
写真は翌朝撮った温泉の外観です。