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2013年秋 韓国巨済島»3日目 巨済、古県、金海空港から帰国
2013年10月12日(Sat)
3日目 巨済、古県、金海空港から帰国
あっという間に最終日となる。牡蠣をもう一度食べたいが、牡蠣屋に行くには2時間に1本のバスに乗らねばならず、迷うところ。開店が昼食に合わせているので、それまで田舎の巨済でどう時間を潰すかも問題となる。
朝風呂に入り、チムジルバンを出る。町に歩いて向かう途中、路上に干した米が続いている。街の様子はすっかり先進国となった韓国だが、この風景は途上国のものだ。
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明珍里まで0.9kmの看板があり、観光ポイントである説明がハングルと英語でなされているのを見つけた。木があるようだが、英語とハングルでは良く分からない。しかし、時間はあるので寄り道してみる。孔子に関係する古い墓地があったのでこのことかなと思ってそこから引き返したが、帰国後調べたら慶尚南道記念物のケヤキの大木が少し離れた場所にあったよう。
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しかし、田舎道を散歩するのは心地良く、色々な作物を見つつ歩いた。中でも写真映えするのはやはり赤い唐辛子。
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巨済の中心部に行くもまだ時間が早く、朝食をとる場所さえ見つからない。牡蠣はあきらめて古県にバスで戻ることにした。
古県に着くとまた市場をうろうろ。朝食にキムパップを食べる。
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この後、見所の一つとなっている巨済島捕虜収容所遺跡公園へ。朝鮮戦争中に米軍が朝鮮最大の捕虜収容所をここに設置していた。その時の資料を基に数々のものを再現し、公開しているテーマパークである。非常に広くて見応えのある施設だ。こういう施設に家族で訪れ、嬉々としている韓国人を見ると日本人との文化の違いを感じてしまう。写真は、連行される捕虜人形の間に並んで記念写真を撮る韓国人家族。
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昼になって再び市場へ。昼食は市場で新鮮な海産物を食べさせてくれる食堂だ。ここでこの島のもう一つの名物であるホヤビビンバを私は注文、妻はフェドパップ(刺身ごはん)。前菜に、貝刺身、イカの煮物、小魚の煮物、枝豆、巻貝、キムチなどが付き、さらにアラスープであるメウンタンもサービス。良いお店でおいしかったー。前菜が順番に出てきたので写真に全部は入っていません。
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あとは時間まで街をぶらぶら歩き、買い物などする。古県は普通に賑やかな街なのです。
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海岸は歩道が整備され、湾の向こうには造船場も見える。
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予定通り15時50分のバスに乗り、空港へ向かう。来る時には夜で見られなかった巨大な橋の風景などを期待していたが、寝てしまい、気付いたら空港。出発時間まで時間が少しあったのと機内食が出ない上に成田から家まで食事する時間もなさそうだったので、空港のコンビニで弁当やキムパップなどを買って、韓国最後の食事。マッコリで無事終了の乾杯です。