日本時間で深夜0時前に朝食で起こされる。寝足りずに眠いが、ニューヨーク時間では朝8時だ。時差ボケにあらがうために、無理に起きて食べる。
眠ってしまわないように映画を見ていたが、いつの間にか眠っていた。ニューヨーク時間の12時にランチ。焼きそばは日本の味で美味しい。
15時頃にニューヨーク上空。真ん中のビル群がマンハッタンの摩天楼。下の方には自由の女神も見えている。
16時40分、定刻よりも若干早くニューヨークのジョンFケネディ国際空港に着陸する。日付変更線を越えているので、日付は出発したのと同じ10月16日だ。
入国審査はそれほど混んでいるように見えなかったが、列が遅々として進まない。結局入国までに1時間かかった。
昔来た時にはなかったエアトレインと呼ばれる列車で地下鉄ジャマイカ駅へ。クレジットカードのタッチ決済で乗れるのは切符を買う手間がなく、ありがたい。でもほんの少しの距離で8.5ドルは高い。ここからメトロで一気にマンハッタンまで移動する。メトロは距離に関係なく均一料金2.9ドルなので、こちらは安く感じる。これもタッチ決済なので乗るのは楽だ。
マンハッタンに着いたらもう真っ暗である。宿はニュージャージー州なので、そのままここからはバスでニュージャージーに移動する。こちらのバスはタッチ決済が使えず、現金もダメ。事前に切符が必要になる。しかも区間によって料金が違うので、自分で乗る路線の料金までちゃんと調べないと切符は買えず、バスには乗れない。ターミナルなら券売機があるが、途中のバス停には券売機がないので、事前に切符を買っておかないと帰りに困る。これを解決するのが、スマホのアプリだ。これを使えば、デジタルチケットが買える。ところがこのアプリ、日本にいると登録できない。ニューヨークに着いてから登録して動かさねばならないのだから、旅行者には非常につらいシステムだ。まあ何とかクリアし、無事にニュージャージ行きのバスに乗ることが出来た。
ターミナルからすぐに長いトンネルに入り、それを抜けるとニュージャージー州だ。ノースベルゲン市の住宅街でバスを降りたのが19時。そこから歩いてホテルに向かう。人通りの少ない住宅街だが、ハロウィンの飾り付けをしている家が多く、アメリカに着いたんだなぁと思った。
ニューヨークの宿は非常に高く、100ドル以下の宿はない。ユースホステルのドミトリーでも一人1万円近くする。中心から離れると少しは安くなるので、頑張ってここまで来たのだった。ホテル名は「クオリティー スイーツ ＮＹＣ ゲートウェイ」。ニュージャージー州の住宅街にあるのに、ニューヨークと名付けるところがいじましい。でも心地よいホテルだった。
歩いて行けるレストランはステーキハウスのみ。体感は機内のランチが夕食で、そのまま徹夜して朝を迎えた感じである。ステーキなんて食べたくない。唯一開いていたガソリンスタンドのショップで、軽い食事を買って部屋で夕食にする。寝る前なのでコーヒーはデカフェ。
