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2024アメリカ50州ドライブ2東

アメリカ50州ドライブ第二弾米本土東半分28州走破

2024年10月17日(Thu)

3日目 ノースベルゲン(NJ)-ポーモナ(NY)-キャッツキル(NY)-ロンドンデリー(VT)-マジックマウンテン(VT)

 時差ぼけで4時過ぎに目がさえてしまい起きる。朝食のスタート時間よりも早い6時過ぎに朝食会場に入る。準備は既に始まっており、あるものから食べてよいとのことで助かった。既に用意されていたシナモンロールとクロワッサンを食べて、後は準備出来次第焼こうと思っていたワッフルのはずだった。
24/10/17 19:56:52
 しかし、ワッフルの前にベーグルが出てきた。クリームチーズを挟むとめちゃくちゃ美味い。これを2つも食べたのでお腹いっぱいになり、ワッフルには手が出ず。シリアルも後から出てきたが食べられず。飲み物は、牛乳、ジュースにコーヒー。前回のアメリカでコーヒーの味には期待していなかったが、ここのは濃くておいしい。
24/10/17 19:42:52
 8時半に宿を出てレンタカー会社へ。さっさと借りて出発のはずだったが、トラブルが発生。予約記録から貸出完了をするとエラーが出るという。さんざんオフィスの人がコンピューターをいじっていたが、ダメなようす。1時間ほどしてオフィスの人がバジェットレンタカーの本部に電話し、予約の仕方がおかしいという話になってしまった。我々が予約をして支払ったのはQEEQという大手のレンタカー予約サイトである。そこがおかしいから私がそこに言わねばならないという。バジェットの予約証明書もあり、コンピューター上にもそれが表示されているのに、なぜ私が自費で国際電話をかけなばならないのか、理解できない。しかし、いくら交渉してもらちが明かない。予約の何に問題があるのか分からないままだが、仕方なく自己負担で国際電話をかけた。QEEQ側は記録を確認し問題ないと当然答え、バジェットの支払い済みとなっている予約確認証をバジェット本部と貸し出し代理あてにメールで送ってくれた。オフィスの人とバジェット本部が再び連絡をしあい、一度はこれでOKとなって再び手続きを進めてもらうが、結局同じエラー表示が最後に出て、車は借りられない。バジェット本部は、エラーの理由は分からないが、このままでは車が貸せないという。新たに予約記録を作るということになったが、元の料金では作れず元の3倍近い2200ドルをこの場で支払えというのだ。話にならないので再び国際電話をかけてQEEQと話をする。QEEQ側としては、予約手続きは間違っておらず、バジェット本部にも確認をとったが、バジェット本部もエラーの原因が分からずだという。それでも、これでは車が貸せないというバジェットの代理店がこの記録で貸し出すことはできないのだそう。
A:新たな予約を作成し、我々が一旦支払う。その後、QEEQが責任をもってバジェットと交渉し、返金させる。
B:最初の支払い金額を全額返金のみ。
の2択しかどうしようもないという。納得できず、さらに交渉を重ねた結果、
新たな予約記録は貸出代理店のいう2200ドルではなく、QEEQが1340ドルで作成し、これは一度我々が貸出代理店に支払う。そしてQEEQが責任をもってバジェットと交渉し、バジェットから返金させる。
と決まり、期限は今日から20営業日までにという約束もさせた。
 3時間以上かかってようやく車は借りることが出来たが、急遽22万円も追加で支払う羽目になり、がっくりだ。このお金が本当に返ってくるのか不安だが仕方ない。
 ようやく借りた車を見て、さらにがっくり。汚れだらけの車体は傷だらけで、車内にゴミもたくさん残っている。こんなにひどい車を借りたのは初めて。
 ともあれ、出発できたのは12時ちょうど。レンタカー会社での交渉途中にホテルのチェックアウト時間になったので、妻に一度戻ってもらいホテルのチェックアウトはしてあった。荷物を預けてあるホテルにまず戻る。もう昼食の時間だが、今日はたくさん走らねばならないので、朝食の残りのコーヒーだけいただいて、さっさとスタート。
 まずはニュージャージー州とニューヨーク州を分けるハドソン川の西側を北上する。市街地を抜けると紅葉した森林地帯となり、ようやく心が少し和む。
24/10/18 01:36:28
 ニューヨーク州に入り、ポーモナという小さな町の海鮮レストランで昼食をとる。温室のような明るい建物で、南の島をイメージしたディスプレイの楽しいレストランだ。
24/10/18 02:15:54
 米国名物の貝スープであるクラムチャウダーには何種類かあり、その代表がニューイングランド風とマンハッタン風だそう。この店にはどちらもあったので、食べ比べをする。過去に食べたことがあり、私がイメージするクラムチャウダーは、白いニューイングランド風だ。マンハッタン風というのは初めて食べたが、具だくさんのスープで非常においしい。
24/10/18 02:17:16
 メインはヒーローと呼ばれるサンドイッチ。細長いサンドイッチをアメリカではサブマリン(潜水艦)サンドイッチと呼んでいるが、様々な地方名があるという。ヒーローはサブマリンサンドイッチのニューヨークでの名前だ。中の具のメインはバッファローチキンで、これもニューヨーク州の名物。動物のバッファローではなく、ニューヨーク州北部の都市バッファローが発祥の鶏料理なのでこの名がある。
24/10/18 02:27:04
 レジ脇に置いてある飴を持っているのは骸骨型の執事。えっと思ったが、ハローウィンのディスプレイだ。
24/10/18 03:09:30
 店の外にもハローウィンのディスプレイ。
24/10/18 03:14:28
 さらに北上し、キャッツキルにあるスーパーに入ったのが16時半である。前回各州でスーパーに入ったので、今回も一応すべての州でスーパーに入りたいと思っている。ニューヨーク州は最終日に泊まる予定だが、スーパーに入る時間がない可能性があるので、ここで休憩がてら立ち寄ったのだ。出発が計画よりも3時間遅くなっているのであまり時間はない。急ぎたいところだが、妻はいつも通りに色々な食材チェック。30分以上かかってしまう。ここまでいろんな場所でハロウィンのディスプレイがあり、スーパーにはハローウィン用のかぼちゃがたくさん並んでいる。
24/10/18 05:34:58
 オールバニーまで北上し、ここでハドソン川を渡る。この辺りは時間があれば立ち寄りたいところをチェックしていたが、素通り。そのまま一気にバーモント州に入る。
 ロンドンデリーのスーパーに着いたのは19時半、もう真っ暗だ。日の長かった前回と違って秋は日没が早いのだ。今日は出発が遅れたので仕方ないが、もっと早目の移動を心掛けねばならない。
 なんとか20時過ぎにホテル到着。本日の走行は230マイル、370キロ。半日でこの距離は頑張った!
 スキーリゾートにある山小屋風のホテルは、オフシーズンなので設備に比べリーズナブルな値段で助かった。広い部屋の上に洗濯機のある小部屋も付いて素晴らしいところだが、入った瞬間から加齢臭が酷くてまいった。非常に寒かったが、窓を全開にしてしばらくホテルロビーに避難する。
24/10/18 09:08:52
 ロビーには暖炉があって素晴らしい。
24/10/18 09:09:48
 ロビーで夕食をとることも考えたが、30分もしないうちに部屋の匂いは消えたので、部屋で夕食。イングリッシュマフィンに、クリームチーズと燻製七面鳥のハム。そしてチキンポットパイ。お酒に合うおかずばかりなのに飲み物は緑茶。酒を買っておくべきだったと思ったが、仕方ない。
24/10/18 09:51:28
 起きたのが早かったこともあり、食事の後はあっという間に眠ってしまう。
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 レンタカー代金は交渉を2ヶ月近く続けた結果、12月11日にようやく返金された。

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