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2024アメリカ50州ドライブ1西»16日目 カルテージ-タルクワ-マスコギー
アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分20州走破
2024年07月24日(Wed)
16日目 カルテージ-タルクワ-マスコギー
今日の宿も朝食付き。しかし、シリアルとトーストくらいしかないので、寂しい朝食となる。朝食付きのモーテルは部屋にコーヒーメーカーがなく、それも残念に思う。となるとアメリカのモーテルにおける朝食にはあまり魅力的には感じず、予約する時に気にしなくなってきた。
9時過ぎにチェックアウトし、市内観光へ。歩いてもすぐの市の中心へ車で移動する。車を停めて少し歩く。古い建物の並ぶ落ち着いた町だ。
中心にあり市の象徴となっている建物は裁判所。時計台の時計は今も正しい時刻を指している。
同じ一角にある市役所などを見た後、車で古い建物の並ぶ通りを走る。趣きのある古い建築物がいっぱい並んでいる。
9時半頃にカルテージを出発。30分ほど走って14州目となるオクラホマ州に入る。オクラホマ州は先住民の非常に多く住む土地だが、これまでの訪れた居留地(reservation)とは違う、Oklahoma Tribal Statistical Area(オクラホマ部族統計地域?)というカテゴリに部族ごとに分類されている。州境から入った最初の辺りはクアパウネイション(Quapaw nation)と呼ばれるクアパウ族の地であり、そこに続くのがマイアミ族の土地となる。そして地域の中心であり広大なチェロキーネイションとなる。
チェロキーネイションの首都タルクワには12時前に到着。まずは歴史博物館へ。アメリカ先住民について詳しく知ることができる博物館。チェロキー族のたどってきた苦難の歴史の一端が展示、解説されている。最初はまじめに解説を読んでいたが、あまりに重い内容で途中から英語が頭に入らなくなり、読めなくなってしまう。
博物館のあるスクエアから南にチェロキー文化小道が続いている。ちょうどチェロキーの芸術家の作品展示が行われており、その世界観を楽しんだ。
小道の先にあるのがチェロキー国立牢獄博物館だ。1875年に建てられた牢獄で、長年にわたり多くの罪人がここに入れられてきた。
昼食は博物館に面したレストランで。店内にはオールドアメリカンな展示であふれていた。ジェイムスディーンやオードリーヘップバーンなど世界的に有名な人々のポスターもたくさんある。一番目立っていたのは等身大のエルビスプレスリーでサイン入りのポスターだ。プレスリーの母方高祖母はチェロキーであったことが知られており、この土地の人の思い入れは大きいのだろう。
食べたのはJJバーガー。Jalapenos ハラペーニョ(青唐辛子の品種)とPepper Jack Cheese (アメリカで人気のスパイシーなチーズ)が、入っているからJJバーガーかなと思うが、店員は語源を知らなかった。オクラホマにはよくあるバーガーだそう。牛パテと共に燻製ベーコンが入っていてうまい。右奥のフライは付け合わせに頼んだテイタートッツ。
そしてチキンフライドステーキ。先日チキンフライドチキンを食べているので、今度はオリジナルのビーフで。
付け合わせにハッシュドポテトとフライドエッグ。目玉焼きが出てくるかと思ったら黄身のつぶれた両面焼き。
もう一品がビスケット&グレイビー。
タルクワを出て40分ほどでマスコギーに着く。マスコギー族のマスコギーネイションの首都である。スパーマーケットに立ち寄るが、これといったものがなく。何も買えず。
チェックイン時間となる15時ちょうどにモーテルへ。しかし、チェックインできない。予約記録はあるが、予約サイト会社とトラブっているらしく、予約サイトからの客は一切泊まらせないの一点張りなのだ。かなり交渉したが、らちが明かない。全額支払っているので予約サイト側に連絡をつけねばならないが、アメリカの電話を持っておらず困った。ネット上でチャットとメールでの連絡はしたが、返信はない。やはり電話せねばならないようだ。楽天の電話はインターネット回線で日本には無料で掛けられるが、日本は深夜で繋がらず。どのみち他のホテルに行かねばならないようなので、隣のモーテルに行って助けを求めた。そこで電話を借りて、予約サイトの会社に連絡をする。予約をしているホテルと連絡を取ってから対応するとのことで、1時間待つことに。仕方ないので、ガソリンを入れに行く。1ガロン2.899ドルは最安値タイだ。そして、別のスーパーマーケットへ。これといった食べ物はなく、トラブルで気分悪いので、ビールとつまみを購入する。
結局、予約のお金は全額返金となり、お詫びのクーポンももらえることになった。早速電話を借りたモーテルに戻ってチェックイン。
ビーフジャーキーをつまみにビールを飲む。