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2024アメリカ50州ドライブ1西»17日目 マスコギー-オクラホマシティー-エルクシティー-アマリロ
アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分20州走破
2024年07月25日(Thu)
17日目 マスコギー-オクラホマシティー-エルクシティー-アマリロ
マフィンとコーヒーの軽い朝食をとり、9時前に出発する。今日からまた長距離ドライブの日々が始まる。午前中は見どころはなく、ひたすらハイウェイを西に進む。州都のオクラホマシティーの街はずれで高速を降りて、レストランに入る。
オクラホマ州の名物ハンバーグはオニオンバーガー。しかし、オニオンは入っているがオニオンバーガーって呼ぶほどかなと思った。奥に写っているフライドオクラはオクラホマ州の公式郷土料理にコーンブレッド、チキンフライドステーキ、ピーカンパイと共に選ばれている。
もう一品はフリトチリパイ。アメリカの定番スナックにフリトスというコーンチップスがあり、これにチリソースをかけたパイがフリトチリパイ。お腹に貯まるジャンクフードだ。
アメリカの有名な道にルート66がある。1926年に創設された東西横断道路で、アメリカ初の国道の1つだ。シカゴとサンタモニカ(カリフォルニア州)を結んでいた道。1938年には全米初の舗装国道になった。アメリカの東西を結ぶ最も重要な道で、様々な音楽や映画にも取り上げられている。アメリカでもっとも有名な国道として知られていたが、その役割は高速道路に移り変わり、1985年には国道としてのルート66は廃止された。今は残された部分が往時をしのぶ観光地になったりしている。オクラホマシティーから西は高速道路ではなく、並行して残っている旧国道=ルート66を主に進んだ。
13時半にエルクシティー到着。市民憩いの場になっているアクリーパークに車を停める。各種スポーツのグラウンドなどがある公園だが、池や林もあり、のんびりしたところ。
公園の一角にセンテニアルカルーセルがあった。100年のメリーゴーランドという意味だ。1901年から120年以上動いてきたメリーゴーランドだったが、昨年の8月に故障したままとなっている。
公園に隣接し、ルート66&交通博物館がある。屋外には古い風車や乗り物などが数多く集められている。
ルート66沿いにあった建物がいくつかここに移築されている。
昔のものを色々集めてきている博物館だ。
古い鉄道駅が移築されており、機関車や客車も展示保存されている。写真は駅舎の切符売り場だった場所。
公園に戻ると池には先日保護区で見たのと同じカナダガンがたくさんいた。
14時過ぎに出発する。30分ほどで15州目となるテキサス州へ入った。
16時15分、アマリロ市に入り、モーテルにチェックインする。すぐに本日夕食を予定しているレストランの予約を入れようとしたところ、30分後に一組分空きがあるだけ。あとはもう今日の閉店まで埋まっている。並びたくないので、即予約を入れ、すぐに準備、出発する。
16時45分、ビッグテキサンステーキランチ&醸造所へ。ランチは、LunchではなくRanch、牧場を意味している。入口では巨大な牛が出迎えてくれる。
店内はすごく広く、壁にははく製などがずらりと並べてある。
食べたのは10オンス≒285gのプライムリブ。サイドディッシュにポテトフライと青唐辛子入りクリームコーン。それにハラペーニョ(緑の大きな唐辛子)、パン、バター、レタス、パセリが付いてきた。
もう一つは、8オンス≒227グラムのサーロイン。サイドは、ポテトサラダとプリホレス。こちらの肉は店一番のお勧めとなっていた。肉は柔らかく美味で、ソースは付けずに塩で食べる。
肉が大きかったし、サイドディッシュもボリュームがあって、これぞアメリカという食事だった。本当にお腹いっぱいになる。店内を少し散歩するが、この店も博物館の様だ。
一階の中央ではステーキを焼く様子も見ることができる。
同じ建物には大きな土産物店とゲームコーナーがある。我々も食後に少しゲームを楽しんだ。帰る頃には店の外まで長蛇の列となっていた。
食事の後で、ガソリンスタンドへ。ガソリンは1ガロン2.799ドルでこの旅での最安値だ。
そしてスーパーマーケットへ。買い出しをするのにお腹がいっぱいだと、なにも美味しそうには見えない。困ったことだ。
19時半に宿へ戻って、本日の走行終了。399マイル、640キロ。久しぶりの長距離となった。