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2018 太平洋周遊

マーシャル諸島、キリバス、ソロモン諸島、ナウル、ミクロネシア連邦の旅
日記:2018年01月20日(Sat)

12日目 ホニアラ→

 昼までのんびりし、宿をチェックアウト。荷物を預け、船のチケットを買いに行く。行きの船は問題なく買えたが、帰りに乗る船会社のオフィスは土曜日は昼までということで、終わっていた。通常は乗船してから船で買えば良く、オフィス周辺の人もそう教えてくれる。しかし、学校の休みで帰省していた学生がホニアラに戻る時なので予約をしておかないと乗れないかもしれないと観光案内所で言われている。乗れなかったら非常に困るが、買えないものは仕方ない。地元の人がわざわざ事前に切符を買うとも思えないので大げさに言っただけだと信じるのみ。
 市場で昼食をとった後、博物館に行くも閉まっていた。博物館も土曜は半日で終わるのだ。敷地には入れ、野外展示物を見たり、日本に研修で来たことのある職員のおばさんと話をしたりしてしばらく過ごす。
museo
 博物館向かいにある北野ホテルを見学。以前のナンバーワンホテルで今も高級感が漂っている。最終日にソロモンドルが余ればここで日本食でもと思っているが、メニューが寿司ビュッフェのみで一人5000円ほど。一応計算してキャッシングするのでそこまでは余ることはないだろう。ホテルで話をしたおじさんが、エアコンの効いた車で我々を港へ送ってくれた。今日乗る船を見ておこうと思って来たのだが、帰りに乗る船も停泊中だ。その船に乗って、帰りの切符を無事に購入。これで心配事は一つ消えた。次に、今晩乗る船を見てびっくり。すでにすごい人だかりなのだ。早く乗船して場所を確保する方が良さそうなので、すぐ宿に荷物を取りに戻った。
azeria
 船は混雑していたが、ファーストクラスにしたので船室は空いていてホッとした。乗った船は日本の貨客船の中古。なんと伊豆の下田から伊豆諸島を結んでいたあぜりあ丸だ。数年前のことだが、この船の日本での最後の運航を神津島で見送っている。友人たちが船オタクでわざわざ最後の便に乗ったが、たまたま一緒に神津島へ行っていたのでそれを見送っただけ。船に思い入れはなかったが、あの時の船かとすごく懐かしくなる。
 荷物を妻に任せ、一度下船。市場まで行って弁当とココナツを買って戻った。船上の人の数が増え、ファーストクラスの船室にも大勢に人が入ってきた。せっかく弁当を買って戻ったのに暑くて食欲がなくなるほど。しかし、船室にいた多くの人は見送りだったようで、21時の出港時には船室が快適になり、夜は普通に眠れた。
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