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2015-16 フィリピン縦断

ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
日記:2015年12月19日(Sat)

Day3 ダバオ2

 夜半から続いていた激しい雨は小降りにはなったが、出かける時間になっても止んでおらず、傘を持って出かけることとなった。今までの旅では基本的に傘は持っておらず、カッパを着ていたが、今回は初めて傘を持ってきている。それがいきなりの活躍だ。とはいっても歩き出してすぐに止んでしまった。ガイドブックにある観光ポイントに興味が沸くものはあまりなかったので、今日も昨日と同じムスリム地区を目指すことにする。同じ道を歩いても面白くないので、昨夜は結局行かなかったチャイナタウンを通ることにする。
15/12/19 09:51:00
 チャイナタウンンは、日本人のイメージするそれではなく、強いて言えばバンコクのチャイナタウンに似ている。工業製品の店が多く、観光的にはあまり面白くはないということ。ガイドブックに地名しか載っていないのはこういうことなのだ。
15/12/19 10:08:06
 中華料理店もあるが朝からやっている店は見当たらず、今朝もフィリピン料理で朝食。写真は春巻きの仕込み。
15/12/19 10:31:44
 昨日とは別のところからイスラム地区に入る。雰囲気はマレーシアの田舎といったところだ。
15/12/19 10:49:26
 子供たちはどこでも陽気で写真に写りたがる。
15/12/19 10:54:46
 しばらく進むと新しい道が昨夜の雨で冠水しているところがあり、進むのを止めようかと思ったが、賑やかなので、そのままどんどん進む。
15/12/19 11:04:18
 道の両側が水上家屋となっており、海の中に作られた車道を歩いているようだ。
15/12/19 11:06:42
 道端でヤシ酒発見。とりあえず買ってみる。コップ一杯5ペソ、ここのような赤色のものは飲んだことがなかったが、味は普通のヤシ酒の味だ。
15/12/19 11:10:02
 そのまま歩いていくと昨日引き返したモスクに到着。2つの場所は繋がっていたのだ。また引き返し、今度は水上家屋の細い道に入ってみる。家々の間はゴミだらけ。元々有機物のゴミしかない時代に窓からゴミを投げ捨てていた習慣があり、ゴミの性質が変わってとんでもないことになっている。これを見てしまうとフィリピンの海で泳ぐのは少しためらわれる。
15/12/19 11:23:26
 電気も水道も来ているが、洗濯は手洗い。洗濯の汚水も当然そのまま海に流している。
15/12/19 11:24:44
 通路に沿ってすごい数の水道管があるなと思っていたら、陸上に上がったところに大量の水道メーター。各家庭への分水は陸上でしており、それぞれが管を引いているのだ。
15/12/19 11:26:34
 歩き疲れたので、ムスリム食堂に。軽く食事をしながら街を眺める。中東の乾燥した気候で日差しが強ければ、黒いアバヤもある意味理にかなった服装だが、ここは湿度が高くてムンムンしている。見ていても暑そうで大変だろうなと思う。
15/12/19 11:54:06
 妻は並んでいる料理について色々質問し、ムスリムの人たちと仲良くなって楽しそうにしている。
15/12/19 12:07:58
 ムスリム地区を出て、今度は近くの市場に。肉魚系の食事ばかりであまり野菜はないかと思っていたが、意外にあった。
15/12/19 12:18:58
 さらに歩いていると香ばしい豚を焼く匂いが漂ってきた。豚肉を炭火でうまそうに焼いている。
15/12/19 12:37:30
 焼いた豚と生のマグロをミックスするシングラウの専門店だ。昨夜も食べておいしかったが、ここのはさらにうまそう。見ていたら食べていた人が試食させてくれ、本当に絶品。食事をしたばかりだったが、また食べることにしてしまった。この店は、客が自分で具を選んで混ぜるシステムだ。私たちはよく分からないのでやってもらうことに。
15/12/19 12:51:32
 具と調味料を店員さんに混ぜてもらって完成。この食事は本当に美味かった。単一メニューの店でもすごく繁盛するのがよくわかる。
15/12/19 12:52:10
 宿に戻り、少し休むつもりが、また数時間眠ってしまう。まだ2日前の寝不足が効いているのだ。目覚めたらまた雨、仕方がないので、写真の整理をしたり、ここまでの日記を書いたりでゆったり過ごす。夕食は昨日の昼と夜に食べた店に行く。夜でも歩いて行ける店が近くにあるのはありがたい。
*本日の宿 Aveflor Inn
*本日の移動 徒歩のみ
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