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2015-16 フィリピン縦断
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ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
Day17 バコロド-イロイロ-ホルダン-イロイロ
8時頃チェックアウトし、港方向に歩いて向かう。昨日と違う道を歩いたところ、海鮮料理レストラン街があった。朝からテーブルに牡蠣がおいてあり、おいしそう。知っていれば昨日ここに来たのにと思う。その先には市場があり、魚をさばいて干物作りをしていたり、トリシクルの運転手が集まる食堂があったりし、ローカル色豊かな市場だ。宿近くの中央市場とは随分と趣が違っており、比較してみるとおもしろい。
9時の船のはずが、9時になっても乗船が始まらない。その代わりに待合室で始まったのが船会社の人の演奏。クリスマスだけかと思たら、いつもやっているのか。途中からお決まりの寄付金集め。今日は出している人が多かった。
30分ほどの遅れで出港した。パナイ島のイロイロまでは80分ほどの航海である。イロイロの港は海に面しておらず、川を少しさかのぼった川沿いにある。
1年ほど前に船着き場は移転しており、そこから街への移動は情報が見当たらなかった。でも地図で見たら道まですぐだったのでタクシーを客引きを無視して歩き出す。しかし、街に行く橋が通行止めで渡れず、大回りする羽目になる。途中で休みを兼ねて昼食をとる。ローカルで魚とご飯しかないような店だったが、非常に安く味も良し。
古くからある橋を渡ってすぐに役場がある。この辺りからがイロイロの中心だ。
宿に荷物を置き一休みしてすぐに出かける。ガイドブックで博物館が絶賛されていたので立ち寄ったが、しょぼくてびっくりした。
ジプニーに乗り、ハロ地区を訪れる。ハロ教会がメインの見どころだが、うーん。イロイロの街は観光を期待していたのだが、大したことないのかも。
鐘楼が2つあるハロ教会の向かいにも古い鐘楼がある。こちらの方が歴史は古そうだ。
ハロ地区はコロニアル時代の建物が数多く残るというので、それを探しながら歩く。まずは一階がレンガ造りで2階が木造のマリキット家。
次にフィリピン初の聖職者が建てた建物。
3つ目の建物を見たところでハロ地区の観光を切り上げることにした。古い建物はポツポツと残るだけだし、説明がないのでよく分からないのだ。
この地区の電気メーターも一ヶ所集中型である。フィリピンではこれが普通のようだ。
街の観光が早く終わったので明日に予定していたギマラス島に渡ることにした。
イロイロの対岸にあるギマラス島はマンゴーの島として有名で、上陸するといきなりマンゴーのモニュメントがあった。
港近くにはジプニー等が並んでいる。どこに行くにもこの港からというのが基本なのでここに集中しているのだ。
港のあるホルダンはギマラス州の州都である。しかし、港周辺には若干の店があるだけ。唯一地図上で賑やかそうだったのが州政府のあるあたり。しかし、これとて村役場レベルの規模だった。
島でもう一つマンゴーに並び有名なのが魚の養殖である。役場の向かいにサバヒー(ミルクフィッシュ)の養殖場があった。
クリスマスから続く長い休みは明日で終わり。今日はまだまだ閉まっているところが多く、賑やかだったのは雀荘?だった。マージャンを囲むテーブルが多いが、トランプで遊ぶ人々も多い。
マンゴーはマンゴー園で大量生産されているのだが、街中にもマンゴーの木はあった。
イロイロのヌードルとして人気のバッチョイは豚肉が具のメインで、対岸であるここでも人気だった。バッチョイを食べて、また船でイロイロに戻る。
中央市場に立ち寄るとバッチョイの専門店がいくつかあって、大人気だった。先ほど食べたものよりも具が大きくおいしそうである。
最後に宿の周りを歩き回る。教会や学校の多い地区である。学校がクリスマス休みのためか、食事をする場所もすべて閉まっており、夕食をとる場所が見当たらない。
夜にまた出かけたがやはり食べる場所はなく、セブンイレブンでカップ麺の夕食をとった。フィリピンのセブンイレブンはイートインスペースが広く、食べやすい店が多い。ただし品物は日本並みの値段であり、ローカル食堂と比べてしまうと中々入る気にはなれない。
*本日の宿 FAMILY Pension House
*本日の移動 船:バコロド→イロイロ→ホルダン→イロイロ、ジプニー:イロイロ市内x2