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2015-16 フィリピン縦断

ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
日記:2016年01月03日(Sun)

Day18 イロイロ-ミヤガオ-サンホセ-カティクラン-ボラカイ

 久しぶりの安宿だったためか、蚊に睡眠が中断されたり、早朝から共有スペースのテレビで起こされたりはしたが、まずまず快適に眠れた。歩き方やロンプラにも載っている宿なのに、管理は英語のあまりできないじいさんとばあさんだけ。せっかくWIFIを導入していてもこの夫婦は全くネットについては分からず、夜間に来るガードマンしかパスワードを知らない始末。でも家具等はアンティークで、時代に取り残された感のある貴重な宿だ。こういう古風な宿がほとんどなくなってしまっている昨今、たまに泊まるだけなら、懐かしさがあり、楽しい。安宿ばかりに泊まっていた若い頃はこういう宿が多かったのだ。
16/01/03 08:27:28
 宿の前から市内のジプニーに乗ってまずはモロ教会を見に行く。ジプニーで隣の兄ちゃんに行き先を説明すると下車する場所が運転手に伝わるので安心できる。
16/01/03 08:38:06
 モロ教会は昨日訪れたハロ教会よりもきれいで見応えがある。
16/01/03 08:45:40
 教会前の公園が広く、いろんな角度で教会を眺められるのも良し。ただし、この地区には他に見どころがないので、イロイロで時間が限られているならハロ地区の方がおもしろいかな。
16/01/03 08:50:34
 モロ地区にあるバスターミナル前で朝食をとる。フィリピンの朝食によくある赤いチョリソーは味が濃くてうまい。
16/01/03 09:04:56
 バスでミヤガオに移動し、18世紀の建築で世界遺産にも登録されたビリャヌエバ教会を訪れた。他の教会とは違って表面のレリーフが素晴らしく、格が違う(気がする)。
16/01/03 10:30:58
 日曜日だったのでミサが行われており、中は大勢の人々で埋め尽くされ、教会の外で神父の話を聞いている人も多かった。
16/01/03 10:32:04
 さらにバスでサンホセに移動する。正式名称は、サンホセデブエナビスタ。世界中にサンホセという地名は多くあり、正式名称を入れないと中々ここの情報は出てこないが、パナイ島の西部を占めるアンティーケ州の州都である。当初予定ではルソン島をほとんど見る予定ではなかったが、妻が見たいというので、今日から北上を急ぐことにした。したがって、知られている見どころもないこの街は素通りすることにした。ここでバスから小さいバンに乗り換えて、パナイ島北部にあるカティクランに移動する。
16/01/03 12:40:36
 バンはバスに比べスピードが速く、3時半にカティクラン到着。フィリピンで一番有名なビーチであるボラカイ島への船が出る港だ。長かったクリスマス休みの最終日のためか、港は大混雑している。ルソン島へ直行する船会社には4日先まで満席の張り紙があり、人々はミンドロ島経由でマニラに帰ろうとミンドロ島行の窓口に殺到していた。
16/01/03 16:35:06
 連休の最終日にリゾートに向かう船なので、ボラカイ行は混雑も少なくスムーズだ。乗ったのはアウトリガーの付いたパンガーで、次々と出ている。すぐ近くなので船賃は25ペソ(約70円)と安いが、港使用料が100ペソ、そして環境税が75ペソも必要となっており、しかもこれが外国人料金である。フィリピンでは外国人料金がほとんどないだけに残念だ。
16/01/03 16:57:38
 ボラカイの港からビーチ地区までは外国人を乗り合いのトリシクルに載せないという協定が徹底的に守られているそうだ。若い頃ならば乗る気はなくても交渉していたが、面倒に思い交渉ぜずで、協定の徹底度は確認していない。チャーター料金は5人までで150ペソと決まっており、これよりもぼってくることはないことになっている。ちなみに乗り合いは10人くらい乗っていることもある。バイクタクシーは30ペソだそう。ビーチまで4キロだの2.5キロだのいう客引きを無視し歩き出す。地図を見ていたので2キロないのは分かっており、実際に20分ほど歩いただけでビーチのホテル近くまで来た。大きな鶏を空き地で丸焼きにしていた。あまりにも大きいのでアヒルかと聞いたが、チキンだという。3.5キロもあったんだと自慢される。普通の鶏は1キロくらいで売られていることが多いので、やはりこれは特大、地元の人も自慢したくなるサイズだったのだ。
16/01/03 17:41:48
 ビーチに到着、ホテルやレストランの並ぶ白砂のビーチで、曇天だが大勢の人々でにぎわっている。
16/01/03 17:44:00
 適当に宿を決めて、すぐにビーチへ。夕暮れ時でも人が多い。
16/01/03 18:27:30
 水平線近くは雲が切れて、美しい夕日を堪能できた。
16/01/03 18:39:36
 海沿いにはインターナショナルな海鮮料理が延々と並んでいたが、本日もやはり夕食はフィリピン料理にしてみた。リゾート地なのにこれまでの街よりも少し高いだけで、盛りは良く、コストパフォーマンスは良い。ビーチ沿いのレストランでもブッフェが300ペソくらいからある。有名なリゾートにしてはかなり安く、これがこの島の人気なのかもしれない。
16/01/03 19:05:58
 ビーチ沿いのバーもハッピーアワーで安かったが、大移動してきて眠かったので外で飲むのは面倒に思い、部屋でビールを飲む。宿のビールは1リットルで75ペソ(約200円)と安い! 街中のスーパーで買うのと同じ値段で驚いてしまった。
*本日の宿 MORENO'S Lodging
*本日の移動 ジプニー:イロイロ市内、バス:イロイロ→ミヤガオ→サンホセ、バン:サンホセ→カティクラン、船:カティクラン→ボラカイ
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