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2015-16 フィリピン縦断
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ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
Day26 バンガアン-ソラノ
バンガアンからマニラに行く一番便利な方法は、バナウエからの夜行バスだ。しかし、出発までの時間をバナウエで過ごすのが面倒である。棚田を堪能してしまっているので、バナウエ周辺のトレッキングをするつもりはなくなっている。また景色の良いバナウエからの道を夜走るというのも味気ないものだ。ただ、始発のバスに乗らないと座れない可能性が高く、暇だからと昼間に先へ進んでしまうと痛い目にあうかもしれない。マニラに行く方法を迷ってしまい、当日朝になってもまだ決まっていなかった。
早朝に宿から少しバナウエ側に歩き、棚田の写真を撮った。
昨夜なかった豚肉が入荷されていたので、朝食は豚料理2品にした。
食事をしていた8時台にはバスやジプニーが何本も通ったが、その後ぱったり来なくなってしまった。食堂からはずっと先の道まで見通せ、中でバスを待てるのは良かった。トリシクルをチャーターしてやって来たツーリストが村の中心を歩くのが見える。
右の2階が食堂で、左の2階が客室。
11時を過ぎてようやくバスがやって来た。この区間を走るバスの中では一番遠くまで行くソラノ行だ。乗車時点ではまだマニラへの行き方を決めていなかったが、まずは乗り込む。バナウエの町はやはり居心地が良さそうではなく、下車せずそのまま進むことが決定した。後は州都のラガウエで降りるか、マニラ・トゥゲガラオ間のハイウェイ上にある終点ソラノまで行くか。この区間でも水汲み休憩があり、ボトルに一杯詰めた。
13時半頃ラガウエに到着した。街の中心部でバスが停まるまでにホテルは見当たらず、始発バスのチケットを買うオフィスも見当たらない。聞けば何とかなるだろうが、泊まって面白そうにも見えないので、ここでようやくソラノまで行くことに決めた。
ラガウエで食事休憩をしたので、街を少し歩いた。目についたのはこのモニュメントくらいだ。
16時頃にソラノ到着。宿は何軒かあるようだが、まずはバスターミナルを探す。しかし特にターミナルはなく、トゥゲガラオなどから来るバスをここで捕まえるのだという場所があっただけ。覚悟はしていたが、マニラに行くのも大変そうだ。見どころは特にない町だが大きな教会はここでもいくつかあった。
ジプニー乗り場は街中にいくつかあり、少しづつ進むのも良いかなと考え始めた。
ホテルはきれいで居心地よく、しかも安い所が見つかった。これならマニラに急ぐこともない。夕食をとった食堂の感じも良い。大きなスーパーもあり、最後にマニラで買い物などしたいという妻さえ賛成してくれれば、ここにぎりぎりまで居たいところだ。
*本日の宿:AMPM lodge annex
*本日の移動:バス:バンガアン→ソラノ