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ロシア、ボルガ&ウラル周遊
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ロシア・沿ヴォルガ管区&ウラル管区32日の旅、ロシア内6共和国訪問
サマラ
サマラは大都市だけあって、様々な公共交通機関が走っている。バスやミニバス(マルシュルトカ)、トロリーバス、路面電車、メトロ、郊外列車などなど。色々ありすぎて複雑で分かり難いのが困ったところ。今日はまず路面電車に乗ってキリル&メトディウス大聖堂へ。サマラに着いた時にバスからも見えた金と白の美しい大聖堂だ。中ではちょうど行事が行われていた。
このあとバスに乗って別の教会に向かったつもりが、逆方向に乗ってしまっていたようで、郊外の大ショッピングセンターに到着した。せっかくなのでと中に入ってみる。
建物はまだ工事中の場所も多く、テナントの入っていない店の方が多いくらいなのに営業を始めているのがロシアらしいところだ。街中の店より圧倒的に安いものが多く、驚いた。家具や園芸用品が特に安い。あまりの安さに少し買い物をした。ついでに食料も購入し、休憩コーナーでランチ。
そのあとバスで街に戻り、当初予定の聖サマラ大聖堂を訪問。
さらにバスを乗り継いで鉄道駅に。駅は非常に近代的で巨大な建物だった。
駅から旧市街を歩いて散策。ロクロヴスキー大聖堂は修復工事中だった。これもサッカーワールドカップに合わせているのだろうか。古い建物や教会がたくさんあって、どの写真だどこか分からなくなってしまうほど。
赤レンガの塔が並ぶ次の教会は、英語で Temple of the Sacred Heart of Jesus 。正教会ではTempleにあたる言葉がキリスト教の教会にもよく使われている。日本語ではイエスの聖心教会になるのか。
劇場の前にあるのが赤軍司令官ヴァシリーチャパエフのモニュメント。ロシアでは今もこういう軍事関係のモニュメントが圧倒的に多い。
劇場と時計塔。
ボルガ川とビール工場。ロシアのビールキャピタルとして有名なサマラ、街の中心にビール工場があり、毎日大勢の人が来て賑わっている。
ビール工場併設のバーでビールを飲んでから、売店で量り売りのビールとつまみでボルガ川の干魚を購入。
ビール工場裏の船着き場に行ってみたが、ビールを飲むのは禁止のマークがあり、ちょうど警察に捕まっている人もいた。工場で安く量り売りをしており、この辺りで許可してしまうと酔っ払いが大量に発生するのは容易に想像できる。不許可は仕方ないところだろう。
大人しく宿に戻って部屋飲み。
部屋飲みの良さは飲んだらそのまま寝てしまえること。せっかくバスタブ付きの宿に泊まっているのにバスに入らず眠ってしまった。