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ロシア、ボルガ&ウラル周遊
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ロシア・沿ヴォルガ管区&ウラル管区32日の旅、ロシア内6共和国訪問
ウファ→チェリャビンスク(チェリャビンスク州)
早朝4時半に起床。明け方からツバメが舞っている。夏の夜は短いのに元気なツバメたちだ。
ウファからチェリャビンスクへは夜行列車の方が都合良い時間に走っているが、ウラル山脈越えの景色が見たく、昼間の列車を選んだ。居心地の良いホテルで名残惜しかったが、6時過ぎのチェックアウト。朝一番のバスで駅に向かう。
列車はペンザから来た夜行列車で寝台車。新しい車両で窓がきれいで景色が見やすいので助かった。列車の上に見えているのは駅の駅名看板で、左がロシア語、右がバシキール語。
車内で朝食。デザートはバシキールでお祝い時に食べられるという名物チャクチャク。結構おいしい。
ウファから列車は徐々に高度を上げていきウラルの谷間を進んでゆく。
意外に人口密度が高いようで、山中にも町がいくつかある。
長旅なので昼間から寝ている人の多い寝台車。寝るつもりはなかったが、我々も結構昼寝をした。
昼食は久しぶりのカップラーメン。列車はお湯があるので便利だ。その後、カップマッシュポテト。これも結構うまい。
チェリャビンスクが近づいてくるときれいな湖が増えてくる。
午後6時20分、約10時間のウラル越え列車旅は終了。明確な峠は分からなかったが、ヨーロッパからアジアに入ったことになる。駅のステンドグラスが西日を通し、美しかった。
宿は駅から1キロ、
Booking.comの予約では今回初めてまともに泊まれた宿となる。トイレシャワー付きの個室なのに1泊600ルーブル、1100円くらい。圧倒的な最安価格なのに頑張っている。
時間は遅かったが、まだ明るいし、列車移動だけで元気だったので夕食がてら散歩に出る。写真は20世紀初頭に建てられた水塔。この街は18世紀の砦が起源だが、発展したのはシベリア鉄道の建設が始まった20世紀初頭から。その時にこの水塔が建てられたのだ。
20時を過ぎても公園の遊園地は賑やかで、レストランでは踊っている人が大勢だ。