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ロシア、ボルガ&ウラル周遊
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ロシア・沿ヴォルガ管区&ウラル管区32日の旅、ロシア内6共和国訪問
チェリャビンスク
朝食後、バスに乗って街の北部へ。まずは聖シメオン大聖堂だ。堂々としたロシア風教会で、中の絵もおもしろい。
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商人リャビニンの家は、昨日訪れた水塔と同じくチェリャビンスクでは数少ない20世紀初頭の建物である。
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大きな衣料品市場には中国人の店がたくさん並んでいる。中国人の店が多い市場を昨年のシベリアではいくつか見ているが、今年は初めて。ウラルを越えてアジアに入ったことがこういうところでも感じられる。
市場の向かいには大きな聖三位一体教会。
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街の南北を分けるミアッス川に出ると対岸に金色に輝く大きな建物が見えた。新しい博物館だが、日本では考えられない色使いだ。
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やたらと劇場が目立つ街だが、やはり一番立派な劇場はオペラハウスだろう。
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この街にもちゃんとモスクがある。
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この街一番の見どころは歩行者天国になっているキーロフ通り。古い建物が多く立ち並ぶ通りで、様々な像が造られている。ベンチも多く、木陰もあって、人々の憩いの場となっている。
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色々な像の中でも一番気に入ったのはキャラバンの像。チェリャビンスク市の紋章もラクダで、昔は普通にラクダがいたのだと思われる。
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アレクサンドラネヴスコゴ教会は大きな公園の中にあった。
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昼食はペリメニで有名なレストランへ。ここは普通のペリメニだけでなく、野生動物のペリメニも色々あり、熊肉のペリメニを食べてみた。結構おいしい肉だったので機会があればステーキでも食べてみたいものだ。
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午後は街はずれにあるシェルシェニイスコエ湖へ。先日のウファー同様にここにもビーチがあって、太ったロシア人が大勢甲羅干しをしていた。湖に伸びる道があり、無数の水鳥が道沿いで休んでいた。歩いて近づくといっせいに飛び立つ。その姿は壮観だ。
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一旦ホテルで休んだ後、グルジア料理店で夕食をとる。シェフは黒海の港町バトゥミ出身とのことだった。ちょっと高いなと思ったら一品の量が多く、食べ過ぎた。