南ロシアの旅

~クリミア、北コーカサス、カラムイク~

13日目 キスロヴォツク→ピャチゴルスク→ナリチク

 朝から南オセチアのツアー会社とメールのやり取りをした挙句、らちが明かず、電話までした。おかげでバスの時間に出発が合わせられず駅へ行く。ちょうど列車が出るところで助かった。
 近郊列車に1時間ほど乗って、ピャチゴルスクに到着。キスロヴォツクよりずっと大きな街だが、ここにも温泉があり、保養地として知られている。目的地のナリチクへ行く列車はないのでバスに乗るべく、バスターミナルと行き先のあるミニバスに駅前から乗車した。満席で出発したミニバスはバスターミナルを素通りしどんどん進むので慌てて降りたいと伝えたところ、伝わったのに止まってくれない。他の乗客が我々に説明しようとしてくれるがロシア語でさっぱりわからない。街の中心はとっくに過ぎてかなりの郊外でやっとミニバスが停車した。乗客の全員が大きな市場となっているここで下車した。実は市場の一角にミニバスターミナルがあり、ナリチク行きのミニバスもそこから出ているのだった。大型バスにこだわっていた訳ではないので、これなら問題なし。ナリチクに行くと最初に伝えたのでここまで運んでくれたのだ。ナリチク行きミニバスはすぐに満席になり、出発。
 予想外に順調な移動で、13時頃にカバルダ・バルカル共和国の首都ナリチクに到着した。カフカス系民族のカバルダ人は、アディゲ人(=チェルケス人)と同じ民族で、トルコ系民族のバルカル人はカラチャイ人と同じ民族である。北コーカサスではソビエト政府による民族分断の影響が未だに強く残り、民族分布が本当に複雑になっている。
 バスターミナルに着いてすぐに昼食をとる。カバルダ系の美味しい肉料理だ。この地域は物価が全体的に安いのか、ここまでの食事に比べ安くて驚いた。
18/06/17 19:18:08
 到着したのは街中にあるミニバスのターミナル。ターミナルから宿まで歩いて行けるのは助かった。大型バスに乗っていれば郊外のバスターミナルに着いていたはずなので、ピャチゴルスクでミニバスを降り逃したのは運が良かったといえる。歩いて宿に向かう途中で公園に兵器があるのはこれまでの旧ソ連圏と同じだ。
18/06/17 19:42:50
 行き止まりになる路地の奥に宿があり、その路地の入口でいつも爺さんたちがトランプに興じていた。彼らが奥の邸宅が宿だと知っていたので助かったが、看板もなく、外観からは単なる邸宅に見える建物が宿になっていた。
18/06/17 19:56:18
 住宅の一部を貸し部屋にしているのではなく、建物の中は部屋がたくさん並ぶ宿だが、オフィスには人が居ない。掃除のおばさんが部屋に案内してくれたが、その時にいくらの部屋を予約したのと聞かれて予約証を見せたところ2泊の料金を1泊料金と間違って良い部屋に通してくれた。我々も気付いたのは後からで、後から部屋を替われと頼まれることも当然なく、良い部屋で最後まで滞在することになり、ラッキー。
 到着し、ひと休みしたら、ワールドカップサッカーの時間となる。観光は明日にして、サッカーを見ながら、行けなくなる可能性の高まった南オセチアで狂う日程をどうするか悩む。
18/06/18 00:49:14
 夕食は近くのシャシリク屋へ。この店はバルカル人の店でバルカル料理だということだが、昼のカバルダ料理との違いはあまり感じられず。ただ、ビールがあったのでビールを頼んだが、ムスリム料理のためか、料理が酒に合わないなと思った。
18/06/18 02:09:46