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2019 モンゴルからロシア
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モンゴル横断、そしてアルタイ共和国からシベリアへ
37日目 ノヴォシビルスク
昨年のロシア旅では、最終日はどうしてもショッピングしたいという妻とは別行動で観光したが、ノヴォシビルスクにはさほど見たいものはない。最後にディナーをレストランという計画も昨夜のトラブルで狂っている。私はショッピングに興味なく、付き合っても疲れてしまうだけだが、昼食は一緒にレストランに行きたいと考えて、今日はショッピングに付き合うことにした。
最初に訪れたのは宿から歩いて行ける場所にあるショッピングセンター。ノヴォシビルスクでも有数のショッピングセンターなので、妻は嬉々としているが、私はすぐに疲れてしまい、ベンチで待つ。スーパーマーケットには一緒に入り、土産になりそうなものを色々見る。このショッピングセンターだけで昼を過ぎてしまった。フードコートくらいしかないが、私はもう空腹でここで食事にしたかった。
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食事より先に、街の中央市場に行きたいという妻に負けて、バスで中央市場に移動する。泊まるはずだった宿からすぐ近くなので、もともとは昨日来ようと思っていた場所だ。巨大都市の中央市場というだけあって、巨大で見応えはある。各食品売り場ごとに民族衣装の制服があり、また売り場の上におもしろい絵があるのが良かった。
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食品ごとに分けられた制服は別の建物でも使われており、知っていればそこが何屋なのかすぐ分かるようになっている。
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15時過ぎてようやくシャシリク屋に入る。空腹だったこともあり、すごく美味しく感じた。
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市場近くの道路にあったモニュメント。街角に何気なく置いてあるロシアのモニュメントは前から好きだったが、今回の旅では特に気に入るものが多かった気がする。
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もう一ヶ所ショッピングセンターに行きたいと妻がいうので、街で一番大きなショッピングセンターに向かう。途中で、古いシベリアスタイルの木造家屋を見つけた。ノヴォシビルスクもシベリア有数の古い都市で、こういった建物が数多く残っている。観光するならこういう古い家屋がたくさん残っている地区を最後に歩こうと地図に印をつけていた。ただ、印をつけた後に、『すぐ近くのトムスクとは比べ物にはならない』という記述をガイドブックで見つけてしまった。トムスクでもう十分に見たと思ったこともあり、行かなくても良いと感じてしまい、今日は嫌いなショッピングに付き合ったのだ。
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最初のショッピングセンターでは一通りざっとは私も見たが、今度のショッピングセンターでは、何も見ずにベンチへ。妻がショッピングを堪能するのを待って、本日の街歩きは終了し、帰路に着いた。
夕食は昨夜とほぼ同じ。最後の夜なので、遅くまでパソコンに向かい帰国後の準備をしていた。