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2019 モンゴルからロシア
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モンゴル横断、そしてアルタイ共和国からシベリアへ
38日目 ノヴォシビルスク→ソウル(仁川空港)
飛行機は14時20分出発予定。予定通りなら朝の観光ができたが、宿が郊外になったので早めに出なければならないし、宿周辺には見るべきものはない。出発まではのんびり部屋ですごし、10時頃にチェックアウト。バスを乗り継いで空港に行くのが一番楽だが、メトロも使ってみようと思い、メトロとバスの乗り継ぎで行くことにする。線路は地下深くを走っており、旧ソ連各地にある他の地下鉄と雰囲気は非常によく似ている。
12時に空港到着。宿を出る前に残った食料をお腹いっぱいに食べた私は食欲がなかったが、妻は最後に食べておきたかったからと、カフェでボルシュ(ボルシチ)を食べていた。
ノヴォシビルスク空港は、軍用を兼ねた空港で、離陸時に軍用機のすぐそばを通った。軍民共用空港は、世界中にあるが、戦闘機は遠くに留まっているのしか見たことがない。間近に見えたので思わずシャッターを押す。
離陸後1時間ほどで、トゥバ共和国の首都クズル上空を通過。歩いて行った郊外の寺院まで良く見えた。
機内食は、まあまあだったが、国際線なのに酒類がなく、がっかり。
離陸後約4時間、今度は北京上空を通過する。天安門広場が意外に明るく、その北の故宮の暗さと共に目立っており、上空からでもその位置がよく分かる。
5時間半のフライトだが、時差が2時間あり、ソウル到着は夜10時前。明日朝6時半の飛行機に乗り継いで帰国するので、入国せず。トランジット乗客が横になるスペースが用意されている空港だが、到着が遅く、一人分しか場所を確保できない。帰国直後は非常に忙しく、旅日記など書けないのは分かっているので、寝る場所がないなら、なるべく追いついておこうと徹夜で日記を書いて過ごすことにした。