この鉱石運搬列車は、サハラ砂漠の中ほどにある鉱山街ズエラから鉄鉱石を輸出港であるヌアクショットまで運ぶために走っている列車で、総延長650キロを結んでいる。延々と鉱石運搬用の貨車を連ねた列車は総延長が2キロを超え、世界最長の列車として知られている。
2007年は、まずヌアディブからズエラまで全線を貨物車両に乗車。ヌアディブからズエラは鉱石がないので、鉱石用貨車はカラで走り、出発は16時、到着は翌朝7時だった。ズエラからの帰りは山積みの鉄鉱石の上に乗車。14時出発で、20時頃途中駅のショウムで下車した。