2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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英国>2007年08月08日(Wed)
トレスタ→ハーマスネス→グッチャー→ラーウィック→サンバラ
:: 旅90日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■メインランドへ移動
今いるのは、英国最北のシェトランドShetland諸島の中でも北部にある離島、フェトラーFetlar島です。フェトラー島での滞在があまりに印象的で素晴らしく、満足した私たちは、本島(メインランド)に戻ります。

朝、迎えに来てくれたポストバスに乗ってフェリー乗り場へ行き、フェリーでメインランドへ渡りました。丁度公共バスの乗り継ぎが良い時間だったので、一気に中心都市ラーウィックLerwickに戻ることができました。

今日か明日、シェトランド諸島のメインランド南端のサンバラSumburghに行き、石器時代より続くヤールショフJarlshofの遺跡やバードウォッチングのメッカであるサンバラ岬などに行きたいなと思っています。2人で相談し、「行くなら早く行きたい」というあづさの希望で、今日の午後2時のバスに乗ることに決めました。

■英国のこれからの旅を調べる
バス発車まではまだ2時間ちょっとの時間があるので、昼食と図書館に時間を割けそうです。特に図書館は重要で、無料のインターネットで、今後の英国移動のことを調べなければなりません。英国はとにかく移動費が高いのです。あづさも和人もこれまでに英国の旅の経験があり、移動にお金がかかることは覚悟済み。だって、ちょっと電車に乗って40ポンド(約10000円)とか、ちょっとバスに乗って100ポンド(約25000円)といったことはザラにあるので、「行ってから、その次を考える」ような旅ではものすごく旅費がかかってしまうのです。

インターネットで、町から町の時刻表や料金を調べ、割引の適用路線なども調べ、隣国アイルランドやマンへの交通も調べ・・・気が遠くなるような調べものをし、今後の英国の旅の準備をしていました。

■ヤールショフ遺跡
スーパーでお昼ごはんを買って、サンバラSumburgh空港行きのバスに乗りました。1時間ほどでヤールショフJarlshofに到着。ここでは英語のイヤホンセットが無料で借りられ、遺跡の説明を各自のペースで聞きながら観光することができます。

ヤールショフ遺跡

紀元前から近代まで、様々な時代に様々なものが造られてきたヤールショフ遺跡は、こじんまりとした遺跡でした。そしてきれいに整備されていました。しかし逆を言えば、様々な時代のものが混在していて、当時の暮らしの様子などのイメージがわきにくいのが残念です。でも、1つの遺跡内で、様々な時代の住居跡や農地の様子を見ることができ、その偉大な変化を実感する楽しさもある、そんな遺跡です。やはり新しい時代にものになると円形や方形の遺跡の石組みがきれい。英国の石の文化を見せてくれる、良いところでした。

■パフィンを見よう
ヤールショフ遺跡を出たところには、小さな子供パフィンがいました。親鳥とはぐれてしまったのかな。あづさが「どうしたのー? ママと離れちゃったのかなぁ・・・」と語りかけると、子供パフィンが寄って来てくれる・・・ほんと可愛かったなーー。

さて、ヤールショフ遺跡から数十分歩いたところにあるサンバラ岬は、海鳥のバードウォッチングのポイントとして有名で、更に英国で最もパフィンが見られる場所としても知られています。私たちはバックパックを背負ってサンバラ岬に向かいました。今日テントを張るところを決めて荷物を降ろして、更に本格的に崖へと向かいました。

パフィンはその可愛らしい面立ちが人気の鳥。私たちもしっかりとパフィンを見ることができ、本当に満足です。

テントを張った場所も、大西洋を大きく眺められる絶好の景色。

■車を買う計画
私たちの旅は、夏のヨーロッパを終えたら、秋にアフリカに入る予定です。夏のヨーロッパはベストシーズンで、アフリカは夏を過ぎないと暑すぎて入れないから、秋のアフリカ入りというのは、時期を考慮したらベストでしょう。

もう一つ、今、私たちの間に挙がっている旅スタイルが、「車でサハラ越え」です。

広大な地球最大のサハラ砂漠を、車で越えるというプランです。先例も情報も多いのですが、それに費やす準備も多いことも確かです。また先日、ノルウェーのベルゲンで、アルジェリアビザを得ることが難しいことを知り、私たちはアルジェリアルート以外のアフリカの旅も視野に入れています。

もしアフリカに車で入るなら、事前にヨーロッパで車に慣れなければならない。ただ単に運転することは簡単です。「車に慣れる」とは、簡単な修理やメンテナンスなど、車の構造をも把握した、運転以外の要素が大きいと思うのです。だから、フランスあたりで車を買って、アフリカの酷暑が過ぎる時期までは、ひょっとしたらヨーロッパをぶんぶんと走っているかも。

今後の旅が見えないけれど、それでいいの。

いろいろな可能性がある旅なんだもの。2人でめいっぱいの会話をして、相談して、提案して、妥協案も突拍子もない案も的確な意見も出し、そこから費用と日数とどれだけ心の充足度を検討して旅を作っていくことが、いいのです。
本日の旅
行動 :フェトラー島からメインランド(本島)移動、ラーウィック→サンバラ移動、ヤールショフの遺跡観光、海鳥ウォッチング
朝食 :スープパスタ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :パン、ハム野菜ピューレサンド、干しあんず/サンバラ行きバスの中
夕食 :パン、ハム野菜ピューレサンド、プラウン入りチーズ、Smoked Kippers(スモークキッパース、ニシンの燻製)、牛乳/テントの中
宿泊 :サンバラ岬のパフィンが見える崖の上で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*サンバラ岬
サンバラは英国で最もパフィンが見られるところで、野鳥の宝庫。バードウォッチングやホエール(鯨)ウォッチングができる。ラーウィックからはサンバラ空港行きバスに乗り、ヤールショフJarlshofで下車し、進行方向(岬の先端へ向けて)に30分ほど歩く。
http://www.rspb.org.uk

*ヤールショフ遺跡
入場料1人4.5ポンド、9時半~17時半。無料で英語ガイドが聞けるイヤホンセットを貸してくれる。遺跡によって造られた時代が違うので、先に受付の横にある展示物コーナーで、どのあたりのものがいつ頃造られたのかを見ていくと良い。
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