2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ガボン>2008年03月31日(Mon)
リーブルビル
:: 旅326日め : 世界旅59ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ80ヶ国め ::

■首都リーブルビルでアンゴラビザ申請
ガボンの首都リーブルビルLibrevilleには昨夕到着しました。そして今日は月曜日だから、アンゴラビザ申請に取り掛かります。

結果は、×。

「ビザ用シール(パスポートに貼るビザナンバーなどを印字するためのシール)がない」という理由で却下されたのですが、しかも相手の言い分は、「コンゴのブラザビルBrazzavilleで取れるからブラザビルに行ってください」というもの。私たちはすでにブラザビルでアンゴラビザを申請して、同じ理由で却下され、しかもリーブルビルで取れると言われてここまで来ているのですから、相手側の言い分が、もはや、言い訳というか言い逃れにしか聞こえません。

とりあえず、1日でも早くビザ申請を終えたいので、アンゴラがダメなら赤道ギニアビザから取り掛かろうと、すぐ赤道ギニア大使館へ行きました。

写真は、アンゴラ大使館のすぐ近くで見た、レンガ調が珍しい教会です。

聖パロワス教会

■赤道ギニアビザ申請
昨夜宿で出会ったデンマーク人旅行者 -私たちはデンちゃんと呼んでいます^^- は、昨夜あづさと旅の情報交換をしていました。デンちゃんはここリーブルビルで赤道ギニアビザが取れなかった様子です。フランス語も流暢なデンちゃんでさえ申請を受け付けてもらえないのですから、私たちも取れないかもしれないなぁ。・・・この話を聞いて、昨夜からちょっと気分が沈んでいました。

赤道ギニアは、カメルーンとガボンにしか接していないので、カメルーンでビザが取れなかった以上(≫3月7日日記参照)、私たちにとってはガボンが最後の綱なのです。

実際に大使館を訪れると、受付担当は、「チーフと相談します」といって私たちを少し待たせ、そして、申請用紙を無事にくれました。現地からの招待状がない私たちは、通常よりも高い料金を提示されましたが、でもそれでも赤道ギニアに行けるならと、それを支払って、無事にビザ申請を終えたのでした。

今、赤道ギニアビザは(上のアンゴラビザもそうなのですが)、世界的に取りにくいビザの1つとなっています。デンちゃんが取れず、また後日ここリーブルビル出会うニュージーランド人やベルギー人も取得できず、WEBの英語大手旅行掲示板でも、赤道ギニアビザが取れない件の書き込みが散見されます。だから、無事に申請が受理されて本当にほっとしました。「肩の重みが1つ減った」とは、最後の綱となる場所で大きな心配事が1つなくなったそのときに、あづさが本当に思ったことです。

そのあとは、日本大使館へ行き、アンゴラビザの件で領事さんに相談しました。アンゴラ大使館の言い訳、言い逃れが、事実なのかどうか、電話で確認してくださるそうです。

そうそう!! デンちゃんから聞いた話を、聞いてくださいよ!!

「他の旅行者から聞いたんだけど、ヤウンデYaounde(カメルーンの首都)で、韓国人の女の子がいったんビザ申請書を受理されたのに、翌日お金ごと却下されたらしい。いったん受理したらビザは出すものなのに、ひどい話だよ。」

あづさはそれを聞いて、「ふーん」。赤道ギニアってビザ取りにくいのねーと、のんきに思いました。宿に戻って和人に報告しました。「これこれこういうことで、韓国人の女の子が赤道ギニアビザダメだったんだって」と。

  和人の返事は、「それ、あづさだよ・)v」

  あづさはコリアンガールとして、只今旅人の間で有名人!? v(・
本日の旅
行動 :アンゴラビザ申請→不可、赤道ギニアビザ申請、日本大使館訪問
朝食 :バゲットサンドイッチ(レタス玉ねぎきゅうり厚ハムトマトコーン缶ゆで卵カットを乳化フレンチドレッシングとマヨネーズで和えたものをはさむ)/市内乗り合いバスの中
昼食 :Poisson sale aubergine(ポワソンサレーオーベルジン、半ドライ魚の素揚げを塩味スープで皮むきナスピューレたっぷりと共に煮たもの)、Bouillon de viande fraiche(ブイヨンドビアンデフレッシュ、牛足骨付き皮ゼラチン煮、辛味ある香味葉入りスープ)、ふかしたバナン(加熱用バナナ)とダロー(カメルーンのマカボと同じ、サトイモのようなイモ)、バトン(葉に巻かれたマニオクのもち状のもの)/リーブルビルの食堂
夕食 :リーグラ(トマト炊き込みライスに、鶏肉と野菜の煮込みをかける)/リーブルビルの路上ごはん屋
宿泊 :メゾンリーバーマンMaison Liberman

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*ガボンで取る赤道ギニアビザ
リーブルビルの赤道ギニア大使館にて申請。
受付時間は平日8~12時(なのに職員出勤が11時とはどういうことよ?)。即日(14時)受領。
写真2枚必要、パスポートコピー不要。
実際は30000セーファーフランらしいが、私たちは赤道ギニア本国からの招待状(インビテーション)がないという理由で50000セーファーフランを要求された(※この時点ですでにインビテーション制度は廃止されていますが、正論が通る大使館ではないので、少々値が高くてもビザを取りたかった私達はこの点でもめごとを起こすことを控え、相手の要求を受け入れました)。
発給日から60日有効の30日シングルビザ。

なお、2008年のこの時期に出会った他の旅行者の話を総合すると、赤道ギニアビザは、ヤウンデ(カメルーン)、ドゥアラ(カメルーン)、リーブルビル(ガボン)、サントメ(サントメプリンシペ)のどこでも取得不可。リーブルビルでは私たちが申請した前日にデンマーク人が申請拒否されているので、私たちがここでビザを取れたのはラッキーだった。