2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ピトケアン>2010年04月02日(Fri)
★アダムスタウン→クリスチャンケーブ→アダムスグレーブ→アダムスタウン→バウンティーベイ→アダムスタウン
:: 旅1058日め : 世界旅183ヶ国め : 和人237ヶ国め : あづさ195ヶ国め ::

■ピトケアン終日観光
昨日ね、知ってしまったんです。テリーおじさんのバギー(3人乗り4輪バイク)に乗って島を観光しているときに、船長のポールに会って、「ピトケアンを出るのは土曜日」ってことを。ひどいよねー、ピトケアン島3泊4日の行程を提示されて、納得して40万円近いお金を払ったのに、日曜出発予定を勝手に土曜日にするなっちゅーの(怒)

出発が明日になってしまったということは、つまりは一日使って観光できるのは今日だけです。午前中はポーリンおばさんが、内陸の見所である、クリスチャンケーブという、バウンティー号の反乱のリーダーであるクリスチャン氏がいつもいたという岩の洞窟や、アダムスグレーブ(アダムスの墓)などを案内してくれました。アダムスは反乱を起こしてピトケアンにたどり着いた水夫の最後の1人の生存者で、同時に住み着いたタヒチ人たちにキリスト教を伝えた人です。詳しい歴史は明後日(4月4日)の日記に書くでしょう。


南の島ですから、日中は暑いです。最も気温が上がる午後1~2時くらいは家にいることにして、テリーおじさんは午後3時から私たちをバギーツアーに連れていってくれました。例によって、「きれいな海が見える場所」の連続です。直径2km程度の小さな小さな島国ですから、ちょっと高いところから見えるのは、青い青い海、ということなのですね。今日もお天気が良くて海の青さが際立っています。

テリーは、島民のスイミング場である、昨日乗船した港へ連れて行ってくれました。私たちはここでシュノーケルを楽しみました。大きな魚がたくさん遊泳していてすごい楽しいし、何よりも、青いインクを溶かしたようなほどに青い青い透明な水には驚きました。


夜は、島民の皆がおかずを作って持ち寄って、昨日マーケットプレイスとなっていた教会&郵便局の中庭の長テーブルにずらりと並べられました。すごいすごい! この一瞬で、この国のみんながどんなものを食べているのかが良く分かります。とにかく多数の料理が並んでいて、わくわくします!

ピトケアン

数ある料理の中から、料理上手のポーリンおばさんはあづさに典型的なピトケアン料理を5つほど選んで教えてくれました。甘くないバナナをすりおろしたグラタン、豆の煮込み、魚をほぐした炒め物、すりおろしたバナナ入りパンケーキ、など。本当は全部全部食べてみたかったけれど、途中でお腹がいっぱいになっちゃって無念です(^^ゞ それでも下欄の夕食の項を見てくださいな! 私たちがどれだけ頑張って「ピトケアン料理」を堪能したかを!!(笑)
本日の旅
行動 :ピトケアン観光
朝食 :トースト、カリカリベーコン、コーヒー、カフェオレ/テリーとポーリンの家
昼食 :ポテトサラダ、バンズ、コーンドビーフ、きゅうり、アボカド、ゆで卵、紅茶、コーヒー、チェリーゼリー、パッションフルーツ乗せチーズケーキ/テリーとポーリンの家
夕食 :パインジュース、Plun Pilie(プランピライ、すりおろしたグリーンバナナを平たくしてベイクしたもの)、Cow Peas(カウピース、緑の豆のココナッツミルク炊き)、Bake rice(ベイクライス、米のココナッツミルク炊き)、Pick fish(ピックフィッシュ、魚をゆでて玉ねぎと一緒に炒めたもの)、Plun pan cake(プランパンケイク、すりおろしたグリーンバナナでパンケーキを作ってサトウキビシロップをかけて食べる)、クスクス、ベイクチキン、きゅうりサラダ、グリーンサラダ、ラタトゥイユ、レーズン入りベイクライス、ライス、野菜とマカロニのソテー、コーン入りライス、角切り肉のシチュー、ライスコロッケ、フライドチキン、チャーハン、ピラフ、煮魚、ナスのトマト煮)/郵便局と教会の中庭
宿泊 :テリーとポーリンの家
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旅情報
1USドル=98.9円
1ユーロ=146円

*ピトケアンの通電時間
私たちが旅した時点で電気供給は24時間ではありませんでした。朝8時~午後1時、午後5時~午後10時の供給です。家庭には蓄電池を持っているところも多いようで、午後10時以降もトイレの電気をつけたりなどはできるようです。