2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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フィンランド>2007年06月23日(Sat)
★パルヌ→タリン→ヘルシンキ
:: 旅44日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■エストニアの首都タリン
パルヌのお気に入りキャンプサイトとお別れし、私たちは首都タリンへと移動しました。時刻表にないバスなのですが、丁度リガ発タリン行きバスの途中降客のバスを駅前で見つけることができ、規定料金の3/4の値段でタリンに行くことができました。

私たちは、タリン港のAターミナルでバスを降りました。港に来たら船に乗りたくなりますよね(笑)。だから、今日はタリンに宿泊せず、そのまま船に乗っちゃえーということで、今日の夕方、この港から次なる国フィンランドの首都ヘルシンキまで移動することに決めました。船のチケットを買い、コインロッカーにバックパックを預け、首都タリン観光へ行きましょう。

タリンは首都の旧市街が世界遺産に登録されています。ワルシャワ(ポーランド)、リガ(ラトビア)、ヴィリニュス(リトアニア)もそうでしたね。でもそれらとはまた違う趣のある、すがすがしさを感じる中世都市タリン。

今日は土曜日かつ夏至(mid summer)のお祝いが重なってエストニアは連休のさなかです。だから地元の人がいなくて、お店も閉まっているところが多く、閑散とした印象のある世界遺産観光でしたが、逆に言えば写真を撮ったり気に入ったものを間近で見るにはうってつけという日でもありました。

タリン旧市街

昼12時すぎにタリンに着いて、16時台の船に乗るまで、タリンの街を歩きました。タリンの見所が港からすぐの場所であったこと、お昼ごはんをテイクアウトにして街歩きと兼ねられたこと、比較的規模の小さい場所だったことなどが重なり、限られた時間の中でも納得のいく観光ができました。

ほんの少しだけエストニアクローンが余りました。エメンタールチーズやピクルス、ビール2種などを買って使い切り、フィンランドへ向かう船のテラス席で、雄大な海を眺めながらバルト三国の旅が楽しく終わったことを2人で乾杯しました。

さあ!次は北欧です。ヘルシンキの港に着く頃になると、私たちの乗る客船の上を寄り添うように、かもめが優雅に舞っています。港に降りてからも、かもめが私たちに沿って頭上を飛んでいます。

私たちの北欧の旅が、かもめが水先案内人となって、とうとうスタートします。
本日の旅
行動 :タリンへ移動、タリン観光、タリンからヘルシンキへ移動
朝食 :ミルクティー、コーヒー、手作りのフレンチトースト、スープ/キャンプサイト
昼食 :ホットドッグ(フランクフルトFrankfurter、カバノスKabanos)、KAPSAPIR(カプサ、普通のパンの中にキャベツのくたくた炒めが入っている)/タリン旧市街
夕食 :パン、エメンタールチーズ、ピクルス、ビール2種/国際客船VIKING LINE
手持ちの食料、チーズ入りスープ/キャンプサイト
宿泊 :ラスティラキャンピングRASTILA CAMPING
http://www.hel.fi/rastila

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旅情報
1エストニアクローン=11円
1ユーロ=170円(日本では連日のユーロ高が報道されているそうで・・・、タスケテ~~(>_<))

*エストニアからフィンランドへ船で移動
タリン港にはAポート~Dポートまであるが、私たちはAポートから乗船。VIKING LINE(掲示板表示Rosella)、superseacat、Eckero Line(掲示板表示Nordlandia)などいくつか会社がある。3つめの会社が料金が安いがヘルシンキ到着時間が遅いため、私たちはほんの少しだけ料金が高いVIKING LINE(現地発音ワイキングライン)に乗船。1人330クローン、所要3時間。
http://www.vikingline.fi

*ヘルシンキ到着後
メトロに乗り換えるなら、ヘルシンキ港前のバス停から「Central Railway station(フィンランド語:Rautatientori)」行きかどうかを確かめてバスに乗ると良い(英語が通じる)。降りたところから見て、赤地に白で「M」の看板がメトロ乗り場。バスチケットでメトロにも乗れるが有効時間は1時間なので乗換えを急ごう。