2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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フランス>2007年09月06日(Thu)
ルパビヨンスボワ→パリ→ルパビヨンスボワ
:: 旅119日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■アルジェリアビザ
泊めていただいたフランス人友人は、ご主人がパトリック(通称パトさん)、奥様がパトリシア(通称パトちゃん)といいます。パトさんに「どんなお仕事されているんですか?」と聞くと・・・・うわお、国のお役人さんですか(^^;;

さて、フランスでやるべきことの筆頭が、アルジェリアビザ取得です。近年アルジェビザの取得はどんどん困難化し、私たちが調べた各国アルジェリア大使館のビザ発給規約によると、現在はその国の居住者にしかビザを出さないところばかり。以前は外国人旅行者でも申請により取得できたものなのにね。

パリにはアルジェリアビザを発給する総領事館があります。そして「今日は午後からの出勤で大丈夫だから」と、パトさんが同行してくださることになったんです。フランス語では込み入った話ができない私たちにとって、これ以上ない強い味方だと思います。

パトさんと私たちがたどり着いたアルジェリア総領事館。もし私たちが2人だけで行っていたら、おそらくパスポートを見るなり「外国人にはビザ出せないよ」と門前払いで終わっていたことでしょう。でもパトさんの優しい説明のおかげで、館内ビザセクションへと通してもらうことができました。

「Le consulat general traite les demandes de visas emanant de personnes residant dans les departement couverts par la circonscription consulaire.」

どどんと、壁にはこの貼り紙。

「総領事館では、領事の権限により、管轄区域内在住者のビザの申請に対応します」(あづさ訳)

うーんなるほど・・・。

さて、私たちの受付順になったので、3人で窓口に行きました。

私たちは日本人ツーリスト。レジデンス(居住者)ではない。
最初の質問が「何故日本で取らなかった?」
答えは「5月に出発、現在9月。アルジェリアに入るのは10月。日本でアルジェビザ(3ヶ月有効)を取っても有効期限が適切ではなかった」

パトさんが中間に入り、窓口との会話をフランス語で、そして私たちとの会話を英語で。私たちの味方であり、見事な通訳です。

窓口担当者の質問が少しずつ変わってきました。

「何故行きたい?」「いつ行きたい?」

   「招待者は?」

   来たー!v(・

近年アルジェリア内は不安定で、アルジェリア南部、マリ国境方面で、外国人旅行者がテロに殺害されました。爆弾テロなども報道されています。そのため現在は、ガルダイアという中北部の街までは自由旅行できますが、それ以南は現地旅行会社の招待が必要で、ガイド付きでないと移動できないことになっています。
(≫こちら

アルジェリアにはどうしても訪れたいあづさは、何かあったときに役に立つだろうからと、日本で2度会ったことのある現地旅行会社のお偉いさんに、日本にいるときからメールのやりとりをしていました。その名刺を見せて「私たちは兼ねてよりこちらの会社と連絡を取っています。相手もいつでも招待してくれる体勢です。」と伝えます。窓口担当者は「ああこの会社ね」といった様子に、きっとそこは現地の大手なのだろうなと思いました。

質問がどんどん変わってきます。

「アルジェリアでどこに行きたい?」「どのくらい行きたい?」

   「明日、領事とセキュリティ面のことなど面談しましょう」

    ・・・やったー!

異例のことだったと思います。「在住者にしかビザを出しません」という姿勢を前面に出しているにもかかわらずここまでこれたことは、2アウトランナー3塁!といったところでしょうか。でもこれは、きちんとした身だしなみで同行してくれたお役人パトさんが、私たちの身元保証人のように対応してくれたことが非常に大きかったと思います。

領事面談までくれば、かなりビザ取得の可能性は高いはず。今日はこれで総領事館を離れました。

■パリ観光
パリは、卵を横にしたような楕円形の形をしていて、南北を縦断しても徒歩1時間、東西に横断しても徒歩2時間程度の小さなエリアです。中央を東西にセーヌ河が流れているのですが、今日はセーヌ河の北側を観光することにしました。

白亜の寺院、サクレクール聖堂Basilique du Sacre Coeur。その傍らには絵画を描く画家が集うテアトル広場Pl. de Tertre。細い路地を歩いていると、パリらしさ -それは、すべての建物が同じ高さに建てられ、整合性と秩序と優美さ溢るる街並み- が尽きることなく目に入ってきます。

カフェで、フランスで絶対に食べておきたかったクロックムッシュとクロックマダム、そしてカフェノワールとカフェオレという、パリっ子気分でランチタイム♪

その後もオペラ座Opera Garnier、カルティエヴァンドーム広場Pl. Vendome、コンコルド広場Pl. de la concorde、そしてシャンゼリゼ大通りAv. des Champs-Elyseesを歩いて、本日の終着点は凱旋門Arc de Triomphe。

オペラ座

小さなパリにはパリらしい見所がいっぱいです。ありふれた歩き方でありふれた観光をするのがとっても気持ち良いから、どんどん歩いたらいいと思います。小さな路地も地元のパン屋も大きな寺院も、いっぱい歩いて見に行って、のどが渇いたらカフェ、歩き疲れたらホテルのロビーで小休止というのも、素敵なパリの歩き方ですよ。

夜パトさんちに戻ると、あづさが以前北朝鮮で出会い、仲良くなった写真家のアレンから電話が入りました。
「来週火曜日、ディナーでもてなしたい」

わー♪、嬉しい嬉しい嬉しいな。
昨日ここに来たのが水曜日だから、来週火曜日までの1週間はパリの家庭に滞在させてもらえることになったわけです。予想よりも長くなったパリ滞在で、これからどんなことに巡り合えるのか、楽しみでなりません。
本日の旅
行動 :アルジェリア領事部へビザ取得のための訪問、パリ市内観光
朝食 :トースト、クラッカー、フレンチバター、コーヒー、ミルク、オレンジジュース、グレープフルーツジュース/パトさんち
昼食 :Croque-Monsieur(クロックムッシュ、トーストにハムを挟み片面上面にチーズを乗せてとろんとさせたもの)、Croque-Madame(クロックマダム、クロックムッシュに更に黄身ふわふわくずれの目玉焼きを乗せて生パセリを少々)、レタスとトマトのサラダ、Cafe au lait(カフェオレ)、Cafe Noir(カフェノワール、いわゆるエスプレッソ風)/パリ市内のカフェ
夕食 :チキンキャセロール、レタス赤キャベツのサラダをフランス家庭の手作りドレッシングで、ワイン/パトさんち
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*アルジェリアビザについて
フランスだけでなく、私たちが調べた範囲では、すべての国でその国の居住者にのみしかビザを発給しないルールになっている(かつてはそのようなルールはなかった)。また観光で訪れる場合は現地旅行会社などの招聘が必要となる。