2016-7 イタリア、バチカン、マルタ

ローマ→バチカン→ローマ→バチカン→ローマ→バチカン→ローマ


今、私たちは聖なる国、バチカン市国に来ました。
社会の授業では、「世界で一番小さな国」として学ぶのだけれど、ここは単なる都市国家ではない。
教会かつ教皇の本拠地が国土をもった、宗教国家です。
歴史の大きさや、芸術性の高さや、何よりも世界中のカトリック信者の聖なる地です。ここは国全体が世界遺産に登録されています。

ローマRoma市内にある、城壁に囲まれたバチカンですから、どこから入っても、出入り口はローマ市内からということになります。キリスト教徒でなくても入れるのが良いところですね。ただ、希望者制で良いのでパスポートスタンプは押してほしいけどね(記念と記録になるし)。

バチカンは、すごいところです。
カトリック総本山のサンピエトロ大聖堂をはじめとする美しい建造物に入れます。
ボッティチェッリ、ラファエロ、ミケランジェロといった大芸術家の作品を間近に見ることができます。
世界中の宝物を展示した美術館にも入れます。・・・なんでここにエジプトの王墓の宝物などがあるのだろう? 実は、エジプト展示階もあって、充実しています。

カトリック総本山ということは、全世界のカトリック教会の統治者である「教皇」が、バチカンにいます。
「教皇」の公式な別称には「キリストの代理⼈」という表現もあるそうです。キリストの代理⼈・・・、それって、すごい表現です。壮大です。そういう表現について、考えて考えるほど、そして「教皇」という存在に理解を深めようと意識するほど、ここが世界中のカトリック信者にとっていかに最高の場所であるのか、理解の一端がつかめる気がします。

サンピエトロ大聖堂は朝7時オープンで、美術館は朝9時オープンですから、私たちは、まだ薄暗い早朝より、まずサンピエトロ大聖堂へ向かいました。とても厳かな内装の1つ1つを見て歩きました。あまりキリスト教の建物の造りに詳しくないのですが、ここは廟(びょう、死者をまつる場所)が多数あり、普通の教会とは違うものを感じました。

vatican

次は遅れて開館するバチカン美術館へ。
通常の観光客は、館内地図の推奨ルートにそって進みます。でも「バチカン料理」を、外から入る人の立場から検証したいから、人の流れとは違う方向へ進みました。そこにはカフェテリアがありフードコートがありピザ屋がありました。まだお昼にはちょっと早い時間でしたが、だからこそ飲食に来る客がほとんどおらず、朝に支度された料理はきれいな状態で陳列されており、陳列棚の写真を撮らせてもらうにもとても良い状態でした。客がいない時間帯から、お店の人に、いろいろと話を伺うこともできました。

しかし苦戦もしました。現地でまず苦戦したのは、全階層が平面に書かれ方向指示も解釈し難い、超見にくい内部地図でした。

? バチカン内の看板に「レストランはこちら」と書いているのにレストランらしきものがない。

? 案内板にないところに謎の飲食店がある。

? そして、今飲食している場所が飲食店リストにない?(職員に尋ねてもここがそのリストには載っていないと言う)

・・・とにかく、分かりにくい。
カフェでコーヒーを飲みながら、うんうん唸って、平面図と、とりあえずここまで歩いてきた道を、検証する。
うんうん唸る。
そして、やがて、その仕組みも解明できた!!!

解明、解明、また解明。
ちゃんと調べれば、ちゃんと分かるものです。
解明してみると、やはり、いろいろつじつまが合っているのです。

もちろん、素晴らしい美術品も鑑賞しました。
思わず息をのむほどの素晴らしい絵画や彫刻が次から次へと目に飛び込んできます。天井の絵画も壮大で素晴らしいです。ただ圧倒される絵画だけではなく、見ればみるほどほっとするような温かみのある石のレリーフも素敵でした。この美術館は本当に素敵なところですね。ここが世界中から観光客を集めていることが理解できました。

 * * *

私は、念願が叶い、やっと聖なる国バチカン市国に来ました。
今日は、お目当ての多くがバチカン料理になってしまったけれど、バチカンに来て、本当に良かった。世界一難しい各国料理、『バチカン料理』に、足を踏み入れることが、やっとできました。

全飲食店で全メニュー写真も撮らせてもらえたし、本当、やれることは全部やったっていう感じです。
そうして、この聖なる国そのものにも、私は理解を深められたような気がします。

ここに来るまでフライト18時間もきつかったし時差マイナス8時間というのもきついし、そんな到着した翌朝未明からバチカンにいるだなんて、きついのが顔に出まくりですけれど、でも私はバチカンで大満足!!!

こんなに充実した1日を得られるなんて、幸せです。
連れてきてくれた主人にもとても感謝しています。ありがとうv