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2012/13 中国海南島
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海南島旅行記
4日目 文昌-万寧
朝食は再び海南粉。今日の店は昨日と同じあんかけ和え麺の腌粉と汁そばである湯粉が選べたので、今日も味見でひとつづつ。腌粉の方が好きかな。写真は湯粉。
宿をチェックアウトし、市バスで駅へ。一昨日はすぐの切符が買えたので問題ないと思っていたらすぐの列車は売り切れ。2時間後の列車も席無し切符しかない。さすがにそれ以上時間を無駄にしたくないので、2時間後11時52分発の無座切符を購入した。駅周辺は何も見るところがなく、駅の待合室で時間をつぶす。
万寧までは100キロあるがわずか40分。幸い車内で空席を見つけたので座ることもできた。
万寧駅には市バスがなく、街の中心部目指して歩く。中心部に入ったあたりで七輪をたくさん使って色々な料理を作っている食堂があり、ここで昼食にしたかったが、妻が先に宿を見つけたいというので我慢。
駅から小一時間ほど歩いて街の中心部の大きなホテルにチェックイン。昼食は近くの市場で鴨飯屋へ。文昌鶏と並んで海南四大料理とされるのが嘉積鴨である。嘉積は文昌と万寧に挟まれた市で、そこで育てられたアヒルが嘉積鴨である。料理方法は文昌鶏と同じ。サイズは当然鶏より大きい。この店は農村鴨と書いてあったので、正確に言うと嘉積鴨ではないが、同じような郷土料理ということで食べてみる。
ゼラチンが鶏より多いのか、肉がプルンプルン。肉の油分とゆで汁で炊いたご飯も鴨の方がおいしい。足の水かき部分もプルンプルンだ。
食後の散策は市場から。ここでも魚がうまそう。少数民族らしき人が文昌よりもずいぶんと多い。
こちらの女性はビンロウで口の中を真っ赤にしており、少数民族で間違いないだろう。おそらくリー族。海南島の先住民で海南島の住民の約15%を占めている。周辺にはビンロウを吐いた赤いシミがたくさんある。
熱帯気候の海南島では公園の木も大きなものが多く、木陰は人々の憩いの場となっている。
路上で豚を丸焼きにしていた。テイクアウトできるなら買いたかったが、焼けるまでまだしばらくかかりそう。
お茶屋さんに入ってお茶の試飲。試飲するだけといいながら入ったのに、何故か話が盛り上がり、妻は延々とおしゃべり。蘭貴人と苦丁茶が海南島名産のお茶で、結局お土産にこの2種類を買ってしまった。
大晦日なので夕食は部屋飲みしようと色々買いこんで宿に戻る。
部屋で酒を飲んでると花火が始まった。0時、年が明けると花火は連発、外は盛り上がって歓声が聞こえている。