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2012/13 中国海南島
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海南島旅行記
6日目 万寧-三亜
昨日が美味しかったので今日もホテルのレストランで朝食をとる。肉包=肉まんと
猪肺湯=豚の肺と豚の血のプディングのスープ。
また4キロほど歩いて駅に行き、9時半の列車で三亜に向かう。万寧から115キロだが、40分で三亜に到着、さすがは新しい高速鉄道である。
三亜は中国で最も南に位置する都市で、近年は観光開発が進んでいる。国際空港もあり、国際的リゾート地としても知られる人気の観光地となっている。2年前に開通した高速鉄道の駅も立派で、文昌や万寧とは比べ物にならない。
駅からは市バスに乗って街の中心部へ。中国で一番暖かいリゾートで正月休みでもあるので、今がベストシーズン。念のためにここではホテルを予約しておいた。
ホテルで一休みし、まずは近くの第二市場へ。広くてきれいに整備された市場だ。豆腐がうまそう。
海南四大料理の一つとなる和楽蟹やロブスターも売っている。
総菜も充実しており、夕食はここで色々買ってホテルの部屋でしてもいいなと思う。
昼食は鮮魚湯。並んでいる魚から気に入ったものを選んでその場で調理してもらう形式の非常においしい魚スープだ。
食事の後は市バスに乗って大東海のビーチへ。海の色はきれいだが、人が多過ぎる!!!
ビーチ沿いには観光客向けのレストランや土産物屋が並び、まさにビーチリゾートだ。
しばらく進んで高級ホテルの並ぶ辺りにまで来ると白人比率が高くなり、ごみごみした感じもなくなってくる。この辺りのホテルやレストランにはロシア語表記も多くなってくる。
帰りはホテルまで6キロ以上あるが、散歩がてら歩いて戻る。漁船が数多く係留されている三亜河を越えると街の中心部である。
橋を渡るとすぐに大きな第一市場がある。昼前に見た第2市場よりもさらに広く、珍しいものが色々目に付く。干物コーナーにはタツノオトシゴもあった。薬としてあるいは呪物として売られているのは目にすることもあるが、普通の干物として数多く並んでいるのは初めて見た。
縦にまとめられて売られているマテ貝を見たのも初めてだ。結構元気に動いていて面白い。
街角で楽団の演奏を聴きながら一休み。
いったん宿に戻り、シャワーを浴びてのんびりする。
再び夕食のために外出する。昼間に見つけていた大人気のフードコートに行ってみる。店ごとの呼び込みが激しく、なんとなく入り難い。メニューを見るとさほど安いわけでもない。観光客らしき人ばかりが食べていることもあり、気が進まず他を探すことにする。
最後の夜で贅沢をしていい気分だったこともあり、少し高級なレストランで食べることにした。生きた魚介類が水槽で泳いでおり、非常においしそうなのだ。
何度も気になっている海南四大料理は、文昌鶏、嘉積鴨(アヒル)、東山羊、和楽蟹である。嘉積鴨、東山羊そのものではないかもしれないが、その街の名物の鴨と羊を食べたので、トライしていないのは和楽蟹だけである。このレストランのメニューにもあり、悩む。
蟹を悩んだのだが、結局メインに選んだのは入る前に水槽で見たマテ貝。市場で見た時から気になっていたのでやはりこちらが食べたかったのだ。
付け合わせに塩魚と茄子の料理。
漬物。
鵝油飯。鶏飯の鶏をガチョウに置き換えたもので、ガチョウの油とゆで汁で炊いたご飯。鶏飯や鴨飯と比べて味が濃い。
全部美味しく満足でした。