旅して »
旅紀行 »旅日記 »
2013夏 中国、ベトナム
»
日記»
中国(広西チワン族自治区、雲南省)+ベトナム(ハノイ、サパ)の旅
6日日 サパ-ラオカイ-河口-蒙自-箇旧-元陽(南沙-新街)
朝7時頃から市場に出かける。食事処を探している時にザオ族の女性と仲良くなる。朝食を一緒にとった後、妻は彼女に頭に巻いている布の巻き方を教わっていた。
街の名所は昨日も見た教会とサパ湖くらいで、この街の面白さは少数民族の集まる市場に尽きる。2時間ほどの散歩で満足し、予定よりも少し早く出発することにする。
ラオカイ行きのミニバスが出発したのは10時前。来る時にも見ているが、この辺りの棚田は本当にきれいだ。
あちらこちらでとうもろこしを干している。
10時45分にラオカイ到着。時間は少し早いが、ベトナム側で昼食にする。ベトナム風お好み焼きともいわれるバインセオを注文する。ライスペーパーと野菜に小さなお好み焼きを挟んだようなもので、お好み焼きとはかなり違っている。
国境の川、対岸はもう中国の雲南省だ。
12時前に国境到着。左の建物はホテルで、イミグレーションは正面奥のゲートの向こうだ。
約20分で出入国手続きが終わり、中国に戻ってきた。雲南省紅河ハニ族イ族自治州河口ヤオ族自治県の河口だ。1時間の時差があるのでもう13時20分だ。イミグレーションを抜けると3輪タクシーが待ち構えていたが、そのまま歩いてみる。
国境のの町らしく商店が並んでおり、ベトナムからの買い物客が多く歩いている。
イミグレーション近くにあったはずのバスターミナルは郊外に移転しており、市バスで移動する。
目的地である元陽(元阳)へのバスは朝の6時と9時しかない。残念ながら事前に調べていた通りで、今日はもうない。今日はここまでという覚悟で来たが、新しく移転した場所なのでバスターミナル周辺は何もない。おもしろくなさそうなので、遠回りにはなるが紅河ハニ族イ族自治州の州都である蒙自経由で行くことにする。こちらの道なら高速を使うので、所要時間はさして変わらないのだそう。
14時半発の蒙自行きバスに乗り込む。
約2時間半で蒙自に到着。箇旧行きのバスがすぐ待っていたので、これに乗り換える。箇旧到着が17時50分、ここでも次の元陽行きバスが待っていた。元陽到着は19時20分だ。元陽県には2つの鎮があり、先に着いたのは県庁所在地である南沙鎮だった。そこからさらにバスを乗り換え坂道を延々登って到着するのが新街鎮である。世界遺産登録された元陽棚田の見学拠点になる町だ。到着時刻は20時30分。当然もう真っ暗だ。よくここまで乗り継げたものだと我ながら感心する。頑張ったおかげでここに2連泊できる。
到着時に出発のスケジュールを考える。昆明に直行するバスは毎日3本。何時に出るか決められないので、切符を買うのは明日になる。
時間が遅いので近くにあった大きなホテルにさっさとチェックインし、夕食に出る。ホテル前の広場には民族衣装を着た人が多く涼んでいる。ハニ族料理店があったので、そこに入る。ここ元陽も紅河ハニ族イ族自治州の県なので、ハニ族の数は多い。この店のおじさんもハニ族だが民族衣装を着ていないと漢民族との違いは分からない。
ハニ族料理のおすすめをしてもらい、魚料理を注文。中華味との違いがよく分からないが普通に美味しい。
こちらもおすすめで臭豆腐。こちらも中国各地にあるのと変わらないが普通に美味しい。
くたくたになってホテルに戻ったところで声をかけられた。台湾人二人組と重慶人母娘で車をチャーターして明日世界遺産巡りをするが、シェアーしないかとのこと。内容と料金を確認し、参加することにする。