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2020 マカロネシア&UK
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日記»
カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、ブリテン島
16日目 ベラス-カリェタ-マナダス-サンジョルジュ空港-ラジェス空港-ポンタデルガダ空港-ポンタデルガダ
宿でとる朝食はビュッフェスタイルで、いつもよりもたくさん食べてしまう。コーヒーが美味しくつい食後ものんびり。
10時前にチェックアウトし、出発。泊まっていたベラスは島の中心都市で、人口は5000人を越える。メイン道路まで上ると街全体が良く見える。
サンジョルジュ島の名物であるチーズを作る一番大きな工場をまず訪れる。ここの工場見学が空港の観光案内所のおすすめだったが、見学できず。予約が必要だったのかもしれない。見学できればチーズを土産に買っても良かったが、売店に試食もなく、買う気は起きなかった。
工場見学が無くなったので、その時間を使って島の東端まで進もうかと思ったが、忙しくなるので、途中立ち寄りながら、早めに空港に行くことにする。
マナダスでメイン道路を外れ、海辺まで降りる。
目的地は聖バルバラ教会。中は金ぴかで美しいということだが、ここも入れず。
レンタカーは満タン返しだったが、空港付近にガソリンスタンドはなく、ベラスまで戻ってガソリンを入れる。早めに空港に戻ったので余裕があったが、島の東端までドライブしていたら焦ったかもしれない。
本日向かうのはアゾレス諸島の中心地サンミゲル島である。飛行機は直行ではなく、テルセイラ空港経由だ。来る時とは違って晴れており、景色が良い。ラジェス空港では飛行機を降りて空港待合室に一度出ねばならない。同じ飛行機なのに、どちらの区間も自由席なので、同じ席に座ることができないのが面倒だ。テルセイラ島は3島の中で一番緑が鮮やかできれいだ。
ポンタデルガダは、空港と街が隣接している。街歩きがてら、宿まで歩くことにする。最初は滑走路沿いを1キロほど歩き、そこからは住宅街となる。
見どころの一つアントーニオ・ボルジェス庭園に入って、ひと休み。中には要塞跡などもあり、休むには良いところだ。
欧州では珍しく竹薮もある。タケノコがいくつか出ていたが、こちらの人は食べないのだろう。
宿に行く前にレストランで昼食をとる。地方のビーフというのを頼んだら、フライドポテトがどっさりなものが出て来たが、下に大きなビーフステーキが入っていた。
妻は名物だという塩鱈料理。どちらも美味しく、また量が多かった。
エルミダデサンタアナ教会の前を通り過ぎるとすぐに宿だ。きれいな貸家で、フランス人・フィリピン人夫婦とシェアすることになった。
この島も1泊なので荷物を置いてすぐに観光に出る。旧市街の坂を下ってゆくと市場がある。午後でやや活気に欠けるが、地元の品物が色々おいてある。パイナップルが名産のようで、専門店がいくつもある
石畳の街並みは欧州そのもの。ここだけ見ると大西洋の島だとは思えないほどだ。
サンジョルジュ島ほどではないが、この島もチーズが有名で、チーズ専門店も数多くある。
サン・セバスティアン教会は街の中心にあり、すぐ近くの城門と共に市のランドマーク的存在だ。
サン・セバスティアン教会の前で、変わった姿の人々が歩くのを発見し付いて行く。
彼らの行進はセニョールサンクチュアリサントクリストドスミラグレスという教会の前で終わり、そこでミサのようなことをしている。宗教行事でこれから島1周約200キロを歩くそうだ。
海辺のサンブラス要塞は16世紀に建てられた要塞だ。
この後は旧市街を当てもなくぶらぶら歩いた後に宿に戻る。