ミゾラム州は、東北インド7州の一つで、1987年にアッサム州から分離した。チベット・ビルマ系の諸族が住んでおり、英国に支配されるまではビルマの一部であった。
アイゾール県は、ミゾラム州北部にある県であり、アイゾール市はミゾラム州の州都。なぜ平地のない山の中にこれほど大きな街が出来たのかと不思議になる場所です。
市場:サラダ&ジュース屋
ミゾラム州はキリスト教が強い州で、1996年に禁酒法が導入され、出発前に読んだ最新のガイドブック等では今も禁酒州のごとく書いてある。
市場でジュースと称して発酵した果実酒がたくさん売られているのを見て、ビックリ! いくらジュースと称したってアルコール臭が漂ってます。試飲も普通にさせてくれます!
後で調べたところ、2008年にブドウとグアバの発酵酒解禁、2011年リンゴ、桃等の発酵酒も解禁。訪問した2014年からは店で飲ませることも解禁された模様。ただし、州内生産の果実を使った果実酒のみで、ビールや蒸留酒などは今も禁止。
どのような過程で根付いた呼び名か分からないが、ミゾ語でジュースは果実酒を指し、古い辞書にも記載されていた。今は少なくとも禁制品の隠語としてジュースと称し販売している訳ではない。