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■シラーズ観光
今日も曇りです。美しいブルーモスクの宮殿は晴れた日に見たかったのに、残念です。
今日はシラーズ観光。まず訪れたのがシャー・チェラーグ聖廟です。ちなみに「廟(びょう)」は、英語では「Mausoleum」、死者を祀るところという意味です。シャー・チェラーグ聖廟は、イスラム教シーア派の古いイマーム(宗教指導者)を祀る聖なる廟なのです。
内部全面鏡張りの部屋には、祈りを捧げ、イマームを崇める人々がいっぱいいました。内装は鏡のモザイク張りで、分光された光が様々な色を発していて、万華鏡の中にいるような感じすらします。
シーア派は主にイランとイラクに分布するイスラム教徒で、このようなキラキラとした派手なモスクや廟をもつことを特徴とします。トルコあたりまで行ってしまうとスンニ派地域となってしまうから、いずれはその違いも楽しめたらいいなと思いつつ、光あふれる聖廟の中で、鏡モザイクの天井をしばし見上げていました。
シラーズ市内観光は、その他、バザールやキャリムハーン要塞など。
そして、首都テヘランTehranへ向かう夜行バスに乗りました。今日は日曜日、明後日から大型連休となるため、明日はテヘランに着いたら直ちにシリアビザを申請しに行きます。
本日の旅
行動 :シラーズ観光、テヘラン行き夜行バスに乗る
朝食 :ナン(薄パン)、はちみつ、オレンジレモンティー/宿
昼食 :Gheimeh(ケイメー、羊肉フライドポテトレンズマメの黄色いシチュー)、キャバブ(肉の串焼き)、ライスのバター乗せ、ナン/シラーズの食堂
夕食 :チキントマト煮、ライス、ヨーグルト、ナン、オレンジ炭酸ジュース/アバデの食堂
宿泊 :テヘラン行き夜行バス
旅情報
1リアル=0.0111円
*シャー・チェラーグ聖廟
入場には、女性はチャドル(頭からかぶって足まで一気に隠す大布)の着用を義務付けている。スカーフをして髪を隠していてもチャドル着用は必須で、聖廟となりのオフィスで無料で貸し出してくれる。男性と女性は入れる場所が隔離されている。入場無料。